「参加者を設定」アクティビティの定義
「参加者を設定」アクティビティは、指定ユーザー (タスク実施者) に、「参加者を設定」テーブルで役割を変更するアクセス許可を提供します。このテーブルはタスク詳細ページにあります。
この機能は、ワークフローテンプレートの定義中に役割の実行を要求された参加者が不明である場合に便利です。「参加者を設定」アクティビティを定義すると、指定ユーザー (タスク実施者) は特定の役割のみを変更できます。
「参加者を設定」アクティビティを定義するために、ワークフローアドミニストレータは、割当アクティビティノードの
役割の設定タブで役割アクセス許可マップを定義します。
「参加者を設定」テーブルで指定された役割を修正できる特定のユーザー、役割、およびアクターを指定します。
「参加者を設定」テーブルにおける役割の追加、除去、または表示アクセス許可も、役割アクセス許可マップに定義されます。
役割アクセス許可マップは、どのタスク実施者がどの役割を変更できるかを定義します。役割アクセス許可マップを定義する際、タスク実施者は「参加者」タブで指定されます。
「参加者を設定」テーブルで変更できる役割および修正アクセス許可は、ワークフローテンプレートの各割当アクティビティの「参加者」タブに指定されているすべてのタスク実施者によって決定されます。ワークフローテンプレートの各アクティビティノードの一連のタスク実施者は、「役割の設定」タブの「定義済み役割」セクションに表示されます。
役割アクセス許可マップの役割更新を使用できるユーザーは、「共有リソース」タブで選択されます。これはタスク実施者が「参加者を設定」テーブルで修正できる既存役割のリストです。
役割アクセス許可マップは、「参加者を設定」テーブルの役割 (タスク実施者) を変更できるユーザーを指定します。このテーブルにはタスク詳細ページからアクセスできます。
役割アクセス許可マップを指定するには、以下の手順に従います。
1. 新規の「割当アクティビティ」プロセスノードを開きます。
2. アクティビティをダブルクリックし、アクティビティの名前を「一般」タブに入力します。
3. アクティビティタブで、
「アクティビティ」ドロップダウンリストから
「参加者を設定」を選択します。
4. 参加者タブで、
タスク実施者のリストを指定します。
「参加者」タブで選択されたリストは、「役割の設定」タブの「タスク実施者」セクションに自動的に表示されます。
|
「参加者を設定」タスクの実行コンテキストのメンバーではない参加者は、タスク実施者として追加できます。参加者を追加したら、これらの参加者が、影響のあるオブジェクトに対する適切なアクセス許可を持つことを確認します。
|
5. 共有リソースタブで、タスク実施者が
「参加者を設定」テーブルで役割を修正できるユーザーを選択します。
6. 役割の設定タブで、パネルの左側にある「タスク実施者」を選択します。
7. 役割の設定タブの
「定義済み役割」セクションで、
「ビュー」、
「追加」、または
「除去」チェックボックスのいずれかをオンにし、タスク実施者が
「参加者を設定」テーブルで表示および変更できる役割を指定します。
◦ 「ビュー」チェックボックスがオフの場合、役割は「参加者を設定」テーブルに表示されません。
◦ 「除去」チェックボックスがオンの場合、「参加者を設定」テーブルで参加者をこの役割から除去できます。
◦ 「追加」チェックボックスがオンの場合、「参加者を設定」テーブルで共有リソースの参加者を役割に追加できます。
8. 「OK」をクリックします。
関連トピック