エンタープライズ LDAP のフェイルオーバー
Windchill が代替
Windchill Directory Server へのフェイルオーバーを行うように設定するほか、エンタープライズ LDAP サーバーのフェイルオーバーを行うように
Windchill を設定できます。エンタープライズ LDAP サーバーは、
LDAP フェイルオーバーの基本要件に記載されている要件を満たす必要があります。
エンタープライズディレクトリが JNDI アダプタで読み取り専用 (JNDI アダプタの「その他のプロパティ」で windchill.config.readOnly が true) に設定されている場合、Windchillが接続するレプリカは書き込み可能である必要はありません。ただし、マスターに加えた変更を、Windchill が接続するサーバーに迅速にレプリケーションする必要があります。
Windchill が代替エンタープライズ LDAP サーバーへのフェイルオーバーを行うように設定するには、Windchill Directory Server の設定を一部のみ変更する必要があります。適切な JNDI アダプタの更新と、Web サーバーの設定の更新が必要です。
JNDI アダプタエントリの更新
「Info*Engine 管理」を使用して、JNDI アダプタ、またはエンタープライズディレクトリに対応する適切なアダプタを更新します。
「プロバイダの URL」を、LDAP URL を使用する順に並べた空白区切りリストに設定します。
LDAP のフェイルオーバー設定の変更の例を参照してください。
Web サーバーの設定の更新
Apache ベースではない Web サーバーを使用している場合、適切なドキュメンテーションを参照して LDAP フェイルオーバーがサポートされているかどうかを確認してください。フェイルオーバーがサポートされている場合、設定方法を調べます。
Apache ベースの Web サーバー設定を更新するには、
LDAP のフェイルオーバー設定の変更の Web サーバーの設定に関するセクションを参考にしてください。ただし、エンタープライズディレクトリに合わせて、
appName、
providerName、
bindDn、および
bindPwd を修正する必要があります。エンタープライズフェイルオーバーグループのホストおよびポートの空白区切りリストを使用して、
ldapUrl の値を指定します。LDAP フェイルオーバーの設定例のように、最後のホストおよびポートの後に適切なサーチベースが追加されていることを確認してください。
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Windchill Directory Server のフェイルオーバーが設定されていなくても、エンタープライズ LDAP のフェイルオーバーの設定は可能です。
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