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新規部品インスタンスの割り当て
親部品インスタンスで使用する子部品インスタンスを指定するには、割当を使用します。高レベルのシリアライズされたアセンブリ部品インスタンスを完全に記述するには、低レベルの部品インスタンスのロット/シリアル番号がすべて割り当てられている必要があります。
新規の子部品インスタンスを親部品インスタンスに割り当てるには、次の条件を満たす必要があります。
親アセンブリで選択した親子関係は、シリアル番号、ロット番号、またはロット/シリアル番号でトレース可能である。
選択した部品はコンフィギュレーション可能部品ではない。
部品インスタンスを作成するアクセス許可を持っている。
親部品インスタンスに対する修正アクセス許可を持っている。
「新規の部品インスタンスを割当」操作を使用すると、1 回の操作で新規の部品インスタンスを作成して割り当てできます。新規の部品インスタンスを作成して割り当てるには、次の手順に従います。
1. 高レベルの部品インスタンスの情報ページの「構造」タブの構造枠にある低レベルのトレース可能な部品を選択し、右クリックメニューで「新規の部品インスタンスを割当」を選択します。
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トレース可能な部品は、親アセンブリでもトレース可能と指定する必要があります。部品の情報ページに表示される「構造」「子部品」タブで、「追跡区分」を変更します。
2. 次の表では、「新規の部品インスタンスを割当」ウィンドウにあるセクションについて説明します。
セクション
説明
割当先
このセクションには、親部品インスタンスの「部品インスタンス」および「基本部品」が表示されます。これらのフィールドの値は編集できません。
新規の部品インスタンスを作成
このセクションに表示されるものは以下のとおりです。
「基本部品」- コンフィギュレーションとインスタンスを作成するときの基になる部品です。このフィールドは情報の表示専用で編集できません。
「基本部品バージョン」- ドロップダウンリストで基本部品のバージョンを選択します。この選択によって使用できる部品のコンフィギュレーションが決定します。
「部品のコンフィギュレーション」- 部品インスタンスの作成に使用する部品のコンフィギュレーションをドロップダウンリストで選択します。
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ブランクを選択すると、部品のコンフィギュレーションを作成しなくても部品インスタンスを作成できます。部品のコンフィギュレーションは後で割り当てることができます。この方法は、部品インスタンスのシリアル番号を確保するときに使います。
「タイプ」- ドロップダウンリストで部品インスタンスのタイプを選択します。追加のタイプがない場合は、標準タイプが表示されます。
「製造メーカー ID」- 部品インスタンスの製造メーカーを識別するグローバルに一意な組織識別子を検索、選択します。
「属性」
部品インスタンスを一意に識別する「シリアル番号」を入力します。
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このセクションに表示される属性は、前の操作で選択した「タイプ」によって異なります。
3. 「OK」をクリックして新規の部品インスタンスを作成すると、部品インスタンス構造が再表示されて割り当てたインスタンスが表示されます。
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割当操作をする前、未割り当てのトレース可能な部品には部品マスターアイコン が付いています。割当が完了すると、部品マスターアイコンは、通常の部品アイコン に変わります。
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非オカレンスサマリー行で「新規の部品インスタンスを割当」操作を実行することができます。この場合、新規オカレンスが作成され、同時に新規の部品インスタンスが割り当てられます。非オカレンスサマリー行の数量が 1 減らされ、新しいオカレンスが別の行に表示されます。新しいオカレンスを作成すると、非オカレンスサマリー行の数量が 0 になった場合、サマリー行は表示されません。