部品インスタンスは、シリアル番号またはロット番号によって一意に識別されるアセンブルされた製品を表します。部品インスタンスの部品構造は、部品のコンフィギュレーションで指定された部品バージョンを使用します。部品インスタンスは、トレース可能なアセンブリの製品寿命の中で加えられた変更を記録するために、改訂および別の部品コンフィギュレーションへの関連付けが可能です。

部品のコンフィギュレーションの詳細については、部品のコンフィギュレーションを参照してください。

部品インスタンスは、アセンブリが完了したときに採用済みとなります。採用は、予定または実際の採用日を使用して記録されます。採用の詳細については、部品インスタンスの採用を参照してください。

部品インスタンスの部品構造の中にトレース可能な部品が使用されることがあります。そのトレース可能な子部品も部品インスタンスを持つことがあります。子部品インスタンスのシリアル/ロット番号は、割当を使用して親部品インスタンスのシリアル/ロット番号に参照されます。最上位の部品インスタンスのコンフィギュレーションは、すべての子部品インスタンスが採用および割当されるまで完全にはわかりません。

割当の詳細については、こちらを参照してください:

フィールドメンテナンスの状況として、最上位の部品インスタンスの構造にある子部品インスタンスをアセンブリ解除してほかの部品インスタンスで置換しなければならない場合があります。このように親部品インスタンスから子部品インスタンスを削除することを割当解除とよびます。

割当解除の詳細については、部品インスタンスの割当解除を参照してください。