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免除承諾の作成
免除承諾は、「承諾」ページから作成できます。免除承諾を作成するには、承諾マネージャグループのメンバーであり、免除承諾の作成のための適切なアクセス許可を持っている必要があります。詳細については、承諾マネージャグループの既成のアクセス制御規則を参照してください。
「新規承諾」操作では、以下のステップで免除承諾を作成します。
1. 属性を設定
作成する免除承諾の属性を設定します。アスタリスク (*) でマークされているのは必須のフィールドです。詳細については、承諾の属性を参照してください。
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サイトに定義されている承諾タイプが 1 つだけの場合、この値が自動的に割り当てられます。免除承諾のタイプとサブタイプの詳細については、承諾タイプおよび承諾サブタイプを参照してください。
2. 承認されたコンテキストを選択
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このウィザードステップは、最初のウィザードステップで「タイプ」属性値として ContextBasedAgreement またはそのサブタイプのいずれかを選択した場合にのみ表示されます。
このステップを使用して、1 つのコンテキストベースの免除承諾に複数のコンテキストを追加できます。これにより、単一の免除承諾の複数のコンテキストを柔軟に承認できます。上位レベルのコンテキストは追加できないので、必要に応じて、1 つ以上のコンテキストを含めることができるレベルにコンテキストベースの免除承諾を作成します。
「承認されたコンテキストを選択」ウィザードから、「承認されたコンテキスト」テーブルで実行できる操作を使用して、免除承諾のコンテキストを追加または除去できます。
免除承諾にコンテキストを追加するには、 をクリックします。「コンテキストを検索」ウィンドウには、「読み取り」アクセス許可のあるすべてのコンテキストがリストされます。
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現在のコンテキストおよび現在のコンテキストの子コンテキストのみを追加できます。少なくとも 1 つのコンテキストを追加する必要があります。
「承認されたコンテキスト」テーブルに現在のコンテキストを追加するには、 をクリックします。
「承認されたコンテキスト」テーブルからコンテキストを除去するには、除去するコンテキストに対応するチェックボックスをオンにして をクリックします。
3. 承認されたセキュリティラベル値を選択
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このステップはサイトに設定されている場合にだけ使用できます。
選択したセキュリティラベル値だけを承認します。デフォルトでは、あるタイプの免除承諾が作成されると、その免除承諾タイプに関連付けられているすべてのセキュリティラベル値が承認されます。このステップを使用して、特定の免除承諾に適用されるセキュリティラベル値を変更できます。
「承認されたセキュリティラベル値を選択」ステップに、選択した免除承諾タイプに値が関連付けられている各セキュリティラベルがリストされます。「承認」ドロップダウンリストに表示されるセキュリティラベル値は、一部のユーザーのアクセスを制限するセキュリティラベルです。「制限されていない値」に表示されるセキュリティラベル値は、ユーザーからのアクセスを制限するよう設定されておらず、通常は情報提供のマークとして使用されます。
選択した免除承諾タイプの現在設定されているセキュリティラベル値と将来設定するセキュリティラベル値すべてで規定される要件を免除するには、標準セキュリティラベルのドロップダウンリストから「適用可能なすべての値」を選択するか、カスタムセキュリティラベルのドロップダウンリストから「すべての値」を選択します。
選択した免除承諾タイプの設定されている特定のセキュリティラベル値で規定される要件だけを免除するには、標準セキュリティラベルのドロップダウンリストから「選択した値」を選択し、承認する特定の値を選択します。選択できない値は、ユーザーアクセスを制限しますが、この免除承諾タイプには設定されていません。
設定されているセキュリティラベル値で規定される要件を免除しないようにするには、標準またはカスタムセキュリティラベルのドロップダウンリストから「値なし」を選択します。
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カスタムセキュリティラベルに関連付けられている免除承諾はカスタムラベルのすべての値に適用されるため、カスタムセキュリティラベルのラベル値はすべて承認するかすべて承認しないかのどちらかになります。
詳細については、承認されたセキュリティラベル値を参照してください。
4. ライフサイクル状態を選択
選択したライフサイクル状態にあるオブジェクトのみを承認します。デフォルトでは、将来的な状態も含めて、すべてのライフサイクル状態にあるオブジェクトが承認されます。特定の状態を選択するには、「すべてのライフサイクル状態にあるオブジェクトを承認」チェックボックスをオフにし、「承認されたライフサイクル状態」リストで、参加者が承認されたオブジェクトにおいて一時的に要件が免除されているライフサイクル状態を 1 つ以上指定します。
5. 承認されたオブジェクトを選択
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サイトでコンテキストベースの免除承諾を使用しており、免除承諾属性の設定時にそのタイプを選択した場合、現在のコンテキストにおけるすべてのオブジェクトが承認されるので、「承認されたオブジェクト」ステップは表示されません。承認されたオブジェクトを指定した後、コンテキストベースの免除承諾タイプに切り替えた場合、免除承諾タイプを変更すると免除承諾からオブジェクトが除去されます。詳細については、免除承諾を参照してください。
「オブジェクトを検索」を使用して免除承諾の範囲内でオブジェクトをサーチするか、クリップボードにオブジェクトをコピー済みの場合は、「貼り付け」を使用して承認されたオブジェクトのリストに追加するオブジェクトを選択します。作成時に選択するオブジェクトの数は、ゼロでも 1 つ以上でも構いません。
オブジェクトをテーブルに追加したら、「コレクションピッカー」を使用して関連するオブジェクトをサーチするか、「選択したオブジェクトを除去」を使用してテーブルからオブジェクトを除去することができます。「コレクションピッカー」を使用して選択されたオブジェクトは、免除承諾の範囲外に存在する可能性がありますが、免除承諾の範囲内に移動するまで、免除承諾によってアクセス可能にはなりません。
承認されたオブジェクトをテーブルに追加したら、個別のバージョン化オブジェクトには行レベル操作を使用して、バージョン化オブジェクトグループにはテーブルレベル操作を使用して、承認された改訂を編集 できます。
一部のオブジェクトにはセキュリティラベルが付いていません。セキュリティラベルを設定できないオブジェクトは、「承認されたオブジェクト」テーブルに追加できません。セキュリティラベルを設定できるオブジェクトの詳細については、セキュリティラベルを適用可能なオブジェクトタイプを参照してください。
詳細については、「承認されたオブジェクト」テーブルを参照してください。
6. 承認された関連変更を選択
免除承諾を通して承認する必要がある変更管理オブジェクトタイプを決定します。承認されたオブジェクトに、指定したタイプの関連変更管理オブジェクトがある場合、免除承諾の承認された参加者が、関連変更管理オブジェクトにアクセスできます。
デフォルトでは、「どの関連変更タイプへのアクセスも承認しない」チェックボックスはオンで、承認されるタイプはありません。特定の変更タイプを承認するには、以下の手順を実行します。
a. 「どの関連変更タイプへのアクセスも承認しない」チェックボックスをオフにします。
b. 「検索」ボタンをクリックします。
「タイプを検索」ウィンドウが開きます。
c. 1 つ以上の変更管理オブジェクトタイプを利用可能なオブジェクトタイプのリストから選択し、「OK」をクリックします。
選択したタイプが「承認されたタイプ」リストに追加されます。
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承認された関連変更タイプのリストに変更通知を追加すると、変更タスクも追加されます。
「承認されたタイプ」のリストからタイプを除去するには、「検索」ボタンをクリックして、除去するタイプのチェックボックスをオフにします。1 つ以上の承認されたタイプを指定するか、「どの関連変更タイプへのアクセスも承認しない」チェックボックスをオンにする必要があります。
詳細については、免除承諾により承認された関連変更管理オブジェクトを参照してください。
7. 承認された参加者を選択
参加者を「承認された参加者」テーブルに追加するには、「参加者を検索」を使用します。「参加者を検索」ウィンドウから、参加者 (ユーザー、グループ、または組織) を選択します。この検索は、免除承諾の存在するコンテキストに制限されません。どのユーザー、グループ、組織も、免除承諾に追加できます。
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組織を作成または編集する際に「制限付きのディレクトリサーチ」チェックボックスがオフになっている場合は、免除承諾マネージャが参加者オブジェクトの読み取りアクセス許可を持っている場合にのみ、ほかの組織の参加者 (ユーザー、ユーザー定義グループ、または組織) のサーチが許可されます。アクセス許可の指定の詳細については、ポリシー管理を参照してください。
参加者を「承認された参加者」テーブルから除去するには、「参加者を除去」を使用します。作成時に選択する参加者の数は、ゼロでも 1 つ以上でも構いません。免除承諾に関連付けできる参加者の数に制限はありません。
詳細については、承認された参加者テーブルを参照してください。
8. 認証ドキュメントを指定
認証ドキュメント (または契約) を免除承諾と関連付けることができます。ドキュメントを免除承諾と関連付けるには、そのドキュメントが Windchill に存在しており、「ドキュメント」タイプまたは「ドキュメント」のサブタイプであることが必要です。指定したバージョンの認証ドキュメントのみが、免除承諾に関連付けられます。ドキュメントが免除承諾と同じコンテキスト内に存在する必要はありません。各免除承諾に関連付けられた認証ドキュメントの数は、ゼロでも 1 つ以上でも構いません。
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Windchill に存在しないドキュメントがある場合、「属性を設定」ステップで使用できる説明属性を使用して、Windchill の外にあるドキュメントの場所を参照することができます。