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タイプピッカーを設定する
ウィザードの基本タイプは InitializeItem タグの属性から派生しますが、このタグに属性がない場合はウィザード操作に関連付けられているオブジェクトタイプから派生します (詳細については、後述の InitializeItem タグを参照)。ユーザーが基本タイプまたは基本タイプのサブタイプを作成できるようにするには、ウィザードにタイプピッカーを含めます。
タイプピッカーで使用可能なタイプのリストは、一般的に以下のように決定されます。
1. 基本タイプのハードサブタイプおよびソフトサブタイプのリストを計算します。ソフトサブタイプは、特定の組織コンテナで基本タイプに定義されるインスタンス化可能なサブタイプです。
2. 特定のコンテナタイプの複合オブジェクトの初期化規則に基づき、基本タイプと各サブタイプのデフォルトのライフサイクル状態と初期ライフサイクル状態を指定します。
3. 新規オブジェクトのデフォルトのフォルダ場所コンテキストを指定します。これは、次のように指定します。
4. レンダラー制約 SelectGeneratedFolderByDefault が基本タイプの複合 OIR で定義されている場合、または、共有先コンテナのフォルダブラウザから共有オブジェクトを作成している場合
ターゲットコンテナの基本タイプの OIR によって定義されたフォルダを使用します。
OIR フォルダが定義されていない場合は、ターゲットコンテナのデフォルトキャビネットを使用します。
5. レンダラー制約が定義されていて、共有先オブジェクトでない場合
起動コンテキストで選択されたフォルダを使用します。これは、フォルダブラウザテーブルでチェックされたフォルダ、フォルダブラウザの左枠でハイライトされたフォルダ、または作成操作を開始した情報ページのビジネスオブジェクトに関連付けられたフォルダです。
起動コンテキストによってフォルダが決まらない場合は、先述のアイテム i で示したようにフォルダを決定します。
6. デフォルトの初期ライフサイクル状態およびフォルダの場所の管理ドメインに基づいて、タイプごとにユーザーに作成アクセス許可を付与するかどうかを指定します。指定しない場合は、リストのタイプがフィルタ処理されます。
7. ピッカーに残りのタイプを表示します。
以下のように、タイプピッカーのデフォルト値は、基本タイプに対応するプリファレンスによって決まります。
基本タイプ
プリファレンス
WTPart
「作成および編集」> 「部品作成のデフォルトタイプ」
WTDocument
「作成および編集」> 「ドキュメント作成のデフォルトタイプ」
WTChangeIssue (問題レポート)
「作成および編集」> 「問題レポート作成のデフォルトタイプ」
WTChangeRequest2 (変更リクエスト)
「作成および編集」> 「変更リクエスト作成のタイプ」
WTChangeOrder2 (変更通知)
「作成および編集」> 「変更通知作成のデフォルトタイプ」
WTChangeActivity2 (変更タスク)
「作成および編集」> 「変更タスク作成のデフォルトタイプ」
WTVariance (一時許可)
「作成および編集」> 「一時許可作成のデフォルトタイプ」
すべてのその他のウィザードでは、基本タイプがデフォルトのタイプとして使用されます。
ユーザーがタイプピッカーでタイプを選択すると、JavaScript によってタイプピッカー下部のドライバ属性パネルおよび後続のすべてのウィザードステップが再表示されます。オブジェクトタイプは、JSP で使用される後続のステップと表示される属性入力フィールドに影響を与える可能性があるため、この処理が必要になります。