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タイプベースプロパティの説明
次のセクションでは、さまざまなプロパティ設定について説明しています ( タイプベースのプロパティの XML ファイルの例を参照してください)。
プロパティは、各パッケージタイプの <WPTypeProperties> 要素内にある XML 要素として指定されます。次の例では、タイプ com.ptc.windchill.wp.WorkPackage およびすべてのサブタイプとソフトタイプのパッケージに使用されるプロパティ値が定義されています。
<WPTypeBasedProperties ...>
<WPTypePropertySet name="My Customized Set">
<WPTypeProperties typeId="com.ptc.windchill.wp.WorkPackage">
:
(Type-based properties for com.ptc.windchill.wp.WorkPackage)
:
</WPTypeProperties>
</WPTypePropertySet>
</WPTypeBasedProperties>
サブタイプやソフトタイプに対して異なるプロパティ値が必要な場合は、<WPTypeProperties> 要素を追加できます。たとえば、次のようにタイプ com.ptc.windchill.wp.WorkPackage のパッケージに対して 1 つのプロパティ値セットを定義し、ソフトタイプ com.ptc.windchill.wp.WorkPackage|com.MyCompany.MyPackage に対して異なるプロパティ値セットを定義します。
<WPTypeBasedProperties ...>
<WPTypePropertySet name="My Customized Set">
< WPTypeProperties typeId="com.ptc.windchill.wp.WorkPackage">
:
(Type-based properties for com.ptc.windchill.wp.WorkPackage)
:
</WPTypeProperties>
<WPTypeProperties typeId="com.ptc.windchill.wp.WorkPackage|com.MyCompany.MyPackage">
:
(Properties for com.ptc.windchill.wp.WorkPackage|com.MyCompany.MyPackage)
:
</WPTypeProperties>
</WPTypePropertySet>
</WPTypeBasedProperties>
特定のパッケージタイプに使用する実際のプロパティ値は、XML ファイルで定義した特定のタイプから取得します。XML ファイルで正確なパッケージタイプを検索できない場合、ファイルの親タイプが再確認されます。このプロセスは、タイプ階層で正確なタイプ一致が検出されるか、ルートパッケージタイプ com.ptc.windchill.wp.AbstractWorkPackage に達するまで継続します。ルートタイプに達すると、システムデフォルトのプロパティ値が使用されます (システムデフォルト値を使用した XML ファイルを取得するには、タイプベースプロパティの XML ファイルの読み取りおよび読み込みを参照してください)。カスタムプロパティ値はルートパッケージタイプに対して設定できないことに注意してください。
次のセクションでは、設定できる特定の各プロパティについて説明します。1 つの値を持つプロパティが 1 つの XML 要素によって指定され、複数の値を持つプロパティが、1 つまたは複数の内部 XML 要素を使用する外部 XML 要素によって指定されます。次のセクションで説明されるすべてのプロパティはオプションです。特定のタイプのパッケージに対してプロパティ値が指定されない場合、親タイプの値が使用されます。
EnableContentControl
EnableContentControl プロパティは、コンテンツ制御の処理を有効または無効にするために使用します。詳細については、ファイルテーブルを参照してください。詳細については、Windchill Help Center のを参照してください。
次のタグによって、このパッケージタイプのコンテンツ制御の処理が有効になります。
<EnableContentControl>true</EnableContentControl>
デフォルト値: false
CollectorId
CollectorId プロパティは、「パッケージに追加」ウィンドウから「設定...」リンクを選択した際に使用するコレクションコンポーネントインスタンスを制御します。
以下に例を示します。
<CollectorId>MyCustomCollectorId</CollectorId>
デフォルト値: CreateWPBaseline
ExcludedSeedTypes
ExcludedSeedTypes プロパティは、シードとしてパッケージに追加できないオブジェクトタイプを制御します。このプロパティで指定されたオブジェクトタイプを、「パッケージに追加」ウィンドウの「初期選択オブジェクト」テーブルに貼り付けることはできません。これらのオブジェクトタイプは、初期選択オブジェクトを検索する場合に「サーチ結果」テーブルに返されません。
たとえば、次によって、タイプ WTDocument のオブジェクトおよび部品のソフトタイプ com.MyCompany.MyCustomPart は「初期選択オブジェクト」テーブルへ追加されません。
<ExcludedSeedTypes>
<SeedType>wt.part.WTPart|com.MyCompany.MyCustomPart</SeedType>
<SeedType>wt.doc.WTDocument</SeedType>
</ExcludedSeedTypes>
デフォルト値: なし - すべてのオブジェクトタイプが対象となり、すべてのパッケージのシードタイプが使用可能
IncludedContentRoles
IncludedContentRoles プロパティは、("Zip for Delivery" 操作によって作成した) エクスポート用 ZIP ファイルに追加する、パッケージオブジェクトに関連付けされたコンテンツファイルのタイプを制御します。このプロパティに指定された値に関係なく、WP_EXP_SECONDARY コンテンツ役割によってパッケージに関連付けされたコンテンツファイルは常に追加されます。
たとえば、次の例では、役割 WP_EXP_SECONDARY によって関連付けされたコンテンツファイルに加え、役割 MyCustomContentRoleSECONDARY によってパッケージオブジェクトに関連付けされたコンテンツファイルがエクスポートファイルに含まれることを指定します。
<IncludedContentRoles>
<ContentRoleKey>MyCustomContentRole</ContentRoleKey>
<ContentRoleKey>SECONDARY</ContentRoleKey>
</IncludedContentRoles>
<ContentRoleKey> エレメントの値は、wt.content.ContentRoleType クラスで定義されたキーである必要があります。カスタム役割または OOTB 役割のどちらかのキーになります。
デフォルト値: なし - 役割 WP_EXP_SECONDARY によってパッケージオブジェクトに関連付けされたコンテンツファイルのみをエクスポートファイルに追加します。
IncludedDeliveryOptions
IncludedDeliveryOptions プロパティは、「送信用にパッケージを Zip で圧縮」ウィンドウに表示する送信オプションを制御します。有効な送信オプションは次のとおりです。
Full - 「完全送信を指定」オプションを表示します。これを選択すると、エクスポート用 ZIP ファイルには受信者がアクセス可能なすべてのパッケージコンテンツが含まれます。
Incremental - 「これ以降の差分送信を指定」オプションを表示します。これを選択すると、受信者がアクセス可能で、ベースの送信には含まれていないパッケージコンテンツのみがエクスポート用 ZIP ファイルに含まれます。
Incremental manifest - 「これ以降の差分情報を含む完全送信を指定」オプションを表示します。これを選択すると、"Full" オプションと同様に、受信者がアクセス可能なすべてのパッケージコンテンツがエクスポート用 ZIP ファイルに含まれます。また、ベースの送信と新規送信の間の追加変更を記述するマニフェストファイルも含まれます。
最初のパッケージバージョンのエクスポート用 ZIP ファイルでは、指定するオプションに関係なくすべて "Full" オプションが使用され、「送信用にパッケージを Zip で圧縮」ウィンドウには送信オプションが表示されません。
また、エクスポート用 ZIP ファイルが受信者に送信される最初のバージョンである場合も、指定するオプションに関係なく、パッケージの全バージョンのエクスポート用 ZIP ファイルにすべて "Full" オプションが使用されます。
たとえば、次の設定によって 3 つすべての送信オプションが以前のパッケージバージョンの受信者に表示されます。
<IncludeDeliveryOptions>
<DeliveryOption>Full</DeliveryOption>
<DeliveryOption>Incremental</DeliveryOption>
<DeliveryOption>Incremental manifest</DeliveryOption>
</IncludeDeliveryOptions>
「送信用にパッケージを Zip で圧縮」ウィンドウで差分送信オプションのいずれかを選択する場合、ベースの送信も指定する必要があります。同じ受信者のより古い送信のみをベースの送信として使用できます。
デフォルト値: Full、Incremental
IncludedManifestOptions
IncludedManifestOptions プロパティは、「送信用にパッケージを Zip で圧縮」ウィンドウに表示するマニフェストオプションを制御します。有効なマニフェストオプションは次のとおりです。
Interactive - 「オフラインビューアを含める」オプションを表示します。これを選択すると、エクスポート用 ZIP ファイルにはパッケージとそのコンテンツのオフラインビューが含まれますが、マニフェストファイルは含まれません。
Static - 「マニフェストファイルを含める」オプションを表示します。これを選択すると、パッケージオブジェクトとそのメンバーに関連付けられたコンテンツファイルとマニフェストファイルがエクスポート用 ZIP ファイルに含まれます。オフラインビューは含まれません。マニフェストは、プライマリコンテンツファイルとして送信オブジェクトにも関連付けられます。マニフェストファイルの名前は、ManifestFileName プロパティを使用して制御できます (詳細については ManifestFileName セクションを参照してください)。
None - 「マニフェストを含めない」オプションを表示します。これを選択すると、パッケージオブジェクトとそのメンバーに関連付けられたコンテンツファイルがエクスポート用 ZIP ファイルに含まれます。オフラインビューやマニフェストファイルは含まれません。
たとえば、次の設定によって 3 つすべてのマニフェストオプションが表示され、"Static" オプションがデフォルトに事前選択されます。
<IncludedManifestOptions>
<ManifestOption>Interactive</ManifestOption>
<ManifestOption default="true">Static</ManifestOption>
<ManifestOption>None</ManifestOption>
</IncludedManifestOptions>
"default=true" 属性は、表示用に事前選択するオプションを指定します。このオプションが指定されない場合、XML リストで指定された最初のオプションが事前選択されます。
デフォルト値: Interactive
ManifestFileName
ManifestFileName プロパティは、エクスポート中の静的マニフェストの作成時に使用するファイル名を定義します (IncludedManifestOptions セクションを参照してください)。
次の例では、マニフェストファイルの名前を MyManifest.txt に設定します。<ManifestFileName>MyManifest.txt</ManifestFileName>
デフォルト値: manifest.txt
StaticManifestClassOverride
StaticManifestClassOverride プロパティを使用して、エクスポート用 ZIP ファイルの静的マニフェストを作成する際に使用する OOTB Java クラスをオーバーライドします。詳細は IncludeManifestOptions セクションを参照してください。静的マニフェストファイルのコンテンツおよびフォーマットは、新しい Java クラスを作成し、このプロパティを完全修飾クラス名に設定することによってカスタマイズできます。
静的マニフェストファイル作成用のカスタム Java クラスは、以下のフォームとなります。
package com.MyCompany
import java.io.InputStream;
import com.ptc.netmarkets.wp.ixb;
import wt.util.WTException;
class MyStaticManifest extends AbstractStaticManifest {
protected InputStream createManifest(WPZipContent zipContent) throws WTException {
:
(Create custom static manifest file)
:
>
}
次の例では、静的マニフェストファイルの作成用にカスタム Java クラス com.MyCompany.MyStaticManifest が指定されます。
<StaticManifestClassOverride>
com.MyCompany.MyStaticManifest
</StaticManifestClassOverride>
デフォルト値: com.ptc.netmarkets.wp.ixb.StaticManifest
ExcludedMemberContentRoles
ExcludedMemberContentRoles プロパティは、パッケージメンバーに関連付けされたコンテンツファイルのどのタイプをエクスポートファイルから除外するかを制御します。また、コンテンツ制御が有効の場合は (詳細については、EnableContentControl セクションを参照)、それらの役割に対するコンテンツファイルが「ファイルを選択」ウィンドウに表示されません。次の例では、役割 THUMBNAIL および THUMBNAIL3D に関連付けされたコンテンツファイルはエクスポートファイルに追加しないことを指定します。
<ExcludedMemberContentRoles>
<ContentRoleKey>THUMBNAIL</ContentRoleKey>
<ContentRoleKey>THUMBNAIL3D</ContentRoleKey>
</ExcludedMemberContentRoles>
<ContentRoleKey> エレメントの値は、wt.content.ContentRoleType クラスで定義されたキーである必要があります。カスタム役割または OOTB 役割のどちらかのキーになります。
デフォルト値:なし。
RetainCollectionResults
RetainCollectionResults プロパティは、新しいパッケージを作成する場合、または「パッケージに追加」「再表示」「名前を付けて保存」(再表示を使用)、および「改訂」(再表示を使用) 操作を使用して既存のパッケージを修正する場合に、拡張されたコレクション情報の保存を制御します。拡張されたコレクション情報の保存によって、「フィルタを編集」操作などの高度なパッケージ編集機能が有効になります。
たとえば、次のタグによって拡張されたコレクション情報の保存が有効になります。
<RetainCollectionResults>true</RetainCollectionResults>
デフォルト値: False
IncludedDeliveryFormatOptions
IncludedDeliveryFormatOptions プロパティは、「送信用にパッケージを Zip で圧縮」ウィンドウに表示するフォーマットオプションを制御します。
有効なフォーマットオプションは次のとおりです。
Non_Importable: 「エクスポートのみ」オプションを表示します。オンにした場合、エクスポートされた Zip ファイルにはパッケージとそのコンテンツのオフラインビューのみが含まれ、インポートできません。
Windchill_Importable: 「Windchill インポート可能」オプションを表示します。オンにした場合、エクスポートされたファイルは完全に送信されなければならず (つまり、増分送信のオプションは無効になります)、エクスポートされた Zip ファイルにはデータが含まれて、別の システムにインポートできるようになります。
たとえば、次のようにすると「エクスポートのみ」オプションおよび「Windchill インポート可能」オプションが表示され、「エクスポートのみ」がデフォルトで事前選択されます。
<IncludedDeliveryFormatOptions>
<DeliveryFormat default="true">Non_Importable</DeliveryFormat>
<DeliveryFormat>Windchill_Importable</DeliveryFormat>
</IncludedDeliveryFormatOptions>
default=true 属性は、表示用に事前選択するオプションを指定します。このオプションが指定されない場合、XML リストで指定された最初のオプションが事前選択されます。
デフォルト値: Non_Importable
ExportOnlyContentFileNaming
ExportOnlyContentFileNaming プロパティは、エクスポートファイル内の重複を除去するためにどのコンテンツファイル名前変更スキームを使用するかを制御します。有効なファイル名前変更オプションは次のとおりです。
AppendSequenceID: 重複を除去するため、コンテンツファイル名の末尾にシーケンス識別子を追加します (例: "MyContentFile[2].txt")。コンテンツファイルの名前は重複が存在する場合にのみ変更されます。この機能は以前のリリースの Windchill で使用されている名前変更スキームとほぼ同じですが、複数の異なるエクスポート間でコンテンツファイル名が一致することは保証されません。
PrependIdentity: 重複を排除するため、コンテンツファイル名の先頭に次の形式でビジネスオブジェクト ID を追加します。
「表示」> 「組織を公開」が True に設定されている場合、ObjectType - ObjectNumber, ObjectName, OrganizationID, Revision.Iteration - Filename (たとえば、"Document - 000000001, doc_ex, 12345, A.1 - MyContentFile.txt"。ここで、"12345" は組織の名前、CAGE コード、DUNS 番号、または ISO 6523 です)。
「表示」> 「組織を公開」が False に設定されている場合、ObjectType - ObjectNumber, ObjectName, Revision.Iteration - Filename (たとえば、"Document - 000000001, doc_ex, A.1 - MyContentFile.txt")。
名前が変更されたコンテンツファイルのフルパスがシステムパスの上限を超えている場合、そのファイルは AppendSequenceID スキームを使用して再び名前が変更されます。CAD ドキュメントに関連付けられているコンテンツファイルの名前は、重複が存在する場合にのみ変更されます。その他のタイプのビジネスオブジェクトに関連付けられているコンテンツファイルの名前は、重複が存在しない場合にも必ず変更されます。このスキームは、複数の異なるエクスポート間でのコンテンツファイル名の整合性を維持することを目的としています。
たとえば、以下の場合、エクスポート時に重複したコンテンツファイル名を除去するため、オブジェクト ID を先頭に追加するスキームが使用されます。
< ExportOnlyContentFileNaming>PrependIdentity</ExportOnlyContentFileNaming>
デフォルト値: AppendSequenceID
ExportAuditLevelFullMemberInfo
ExportAuditLevelFullMemberInfo プロパティは、エクスポートされる送信記録に対してのみ監査イベントを発生させるのか、または送信だけでなくパッケージ内の各オブジェクトに対しても監査イベントを発生させるのかを決定します。
コレクターベースのパッケージタイプの場合、デフォルト値は 'true' です。
レプリケーションパッケージの場合、デフォルト値は 'false' です。
* 
ExportAuditLevelFullMemberInfo を有効にするほかに、監査イベント記録の設定の説明に基づいてエクスポートイベントを有効にする必要があります。
ImportAuditLevelFullMemberInfo
ImportAuditLevelFullMemberInfo プロパティは、インポートされる受信送信物に対してのみ監査イベントを発生させるのか、または受信送信物だけでなくインポートされる各メンバーに対しても監査イベントを発生させるのかを決定します。
コレクターベースのパッケージタイプの場合、デフォルト値は 'true' です。
レプリケーションパッケージの場合、デフォルト値は 'false' です。
* 
ImportAuditLevelFullMemberInfo を有効にするほかに、監査イベント記録の設定の説明に基づいてインポートイベントを有効にする必要があります。
DomainOverride
DomainOverride プロパティは、パッケージタイプが作成されるドメインを指定します。これが定義されていない場合、パッケージは、パッケージプリファレンスの「パッケージのデフォルトドメインパス」によって定義されるドメインに作成されます。
たとえば、次のタグを使用すると、このパッケージタイプは、パッケージプリファレンスの「パッケージのデフォルトドメインパス」によって定義された "Default" ドメインではなく、"MyDomain" ドメインに作成されます。
<DomainOverride>/MyDomain</DomainOverride>
デフォルト値: なし。これが指定されていない場合、新しいパッケージは、パッケージプリファレンスの「パッケージのデフォルトドメインパス」によって定義されるドメインに作成されます。
ShowPackageContentsTableAsTree
プロパティ ShowPackageContentsTableAsTree は、パッケージコンテンツのテーブルをツリーテーブルとリストテーブルのどちらで表示するかを制御します。リストテーブルとして表示する場合は、入れ子になっている管理コレクションのメンバーを「ネステッドコンテンツを表示」操作で表示できます。このプロパティは、サイトレベルで設定されている com.ptc.netmarkets.wp.showPersistedCollectionHolderContentTreeView wt プロパティを置き換えます。
デフォルト値は 'true' です。
DisableAccessControlOnLinkExport
DisableAccessControlOnLinkExport プロパティは、パッケージのエクスポート中にリンクが処理される際にアクセス制御を無効にするかどうかを制御します。このプロパティを有効にした場合、リンクエクスポートハンドラがそのエクスポートメタデータ内の役割オブジェクトの情報にアクセスして追加する場合でも、zip を実行しているプリンシパルがアクセスできない役割オブジェクトを参照するリンクをエクスポートできます。無効にした場合、zip を実行しているプリンシパルがアクセスできない役割オブジェクトを参照するリンクは、パッケージのエクスポートから除外されます。このプロパティはインポート可能なパッケージのエクスポートにのみ適用されます。
デフォルト値は 'false' です。
以下のリンクハンドラのメタデータには役割情報が含まれています。
リンクハンドラ
説明
ExpImpForEPMContainedIn.java
役割 A オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForEPMVariantLink.java
役割オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForModelItemContainedIn.java
役割 A オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForEPMBuildRuleAssociationLink.java
役割オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForEPMDescribeLink.java
役割オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForEPMReferenceLink.java
役割オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForEPMMemberLink.java
役割オブジェクトのコンテナパス
ExpImpForEPMBuildRule.java
役割オブジェクトのコンテナパス
役割オブジェクトのバージョン情報
ExpImpForEPMBuildHistory.java
役割オブジェクトのコンテナパス
関連付けられている構築オブジェクト情報
オカレンス情報
削除された構築参照