「ルーティング計画」タブでのゾーンの追加
アセンブリラインのワークステーションでの製造プロセスにはゾーンベースの製造アプローチが適用されます。自動車の 4 つのドアをアセンブリするプロセスが発生するワークステーションについて考えてみます。4 人の異なるオペレータが同じステーションで作業しています。これらのオペレータは、それぞれ左フロントドア、右フロントドア、左リアドア、右リアドアをアセンブリします。そのようなシナリオでは、ワークステーションは 4 つのゾーンに分割され、各ゾーンで異なるオペレーションが実行されていると考えることができます。
ゾーンの作成
製造リソースブラウザに以下の構造が存在するとします。
1. ワークステーションを選択します。
2. 「新規を挿入」 > 「新規を挿入」の順にクリックします。「新規リソース」ダイアログボックスが開きます。
3. 「タイプ」フィールドで、「作業拠点」を選択します。
4. 「カテゴリ」フィールドで、「ゾーン」を選択します。
5. 「名前」「場所」などのアスタリスクが付いた必須フィールドに必要な情報を入力します。
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新しいリソースをすぐにチェックアウトするには、「チェックイン後にチェックアウト状態を保持」チェックボックスをオンにします。
6. 「完了」をクリックします。ゾーンがステーションの下に追加されます。
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「ルーティング計画」タブでは、ステーションまたはラインは常に左から右に移動します。この場合、ステーション S2 はステーション S1 の右側にあります。ワークステーションの下にゾーンを追加すると、それはデフォルトでワークステーションの右側に追加されます。この場合、新しく追加したゾーン Z_18 はステーション S1 の右側に追加されます。ワークステーションが追加される側は変更できます。詳細については、側面属性とレベル属性の使用を参照してください。
追加情報
ゾーンはワークステーションの下にのみ作成できます。
ゾーンは「ルーティング計画」タブの 2 つのレベルに表示されます。「側面」「レベル」はゾーンに関連付けられている属性です。詳細については、側面属性とレベル属性の使用を参照してください。
「レベル」属性の概念は、飛行機のアセンブリプロセスを例として説明できます。飛行機のアセンブリ中、2 人の個人が下のレベルで作業し、別の 2 人の個人が上のレベルで作業するとします。それに従って「レベル」属性の値を設定します。
ワークステーション以外のタイプに属するゾーンタイプの新しい作業拠点を作成しようとすると、 A usage relationship between the selected object type is disallowed. というメッセージが表示されます。
各ゾーンに異なるオペレーションを割り当てることができます。
ラインの下にゾーンを追加することはできません。
ゾーンにオペレーションをローカライズすると、以下のエンティティが緑色でハイライトされます。
ゾーン
ゾーンに関連付けられているワークステーション
既成では、1 つのレベルで追加できるゾーンは 3 つです。また、既成では、2 つのレベルを追加できます。レベル設定によって第 3 レベルを追加できます。これは、ステーションの各側面に最大 9 つのゾーンを追加できることを意味します。以下のイメージを参照してください。
ゾーンへのオペレーションのローカライズ 
ローカライズするには、オペレーションをゾーンに直接ドラッグします。
オペレーションまたはサブオペレーションを必要なステーションまたはゾーンにローカライズできます。
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同じゾーンまたはステーションに同じオペレーションを 2 回ローカライズすることはできません。
ステーション内のゾーンの優先順位はゾーンのライン番号に基づきます。
ルーティング計画は、ローカライズ時にチェックアウトされます。
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