プロセス定義
プライマリ ERP 処理のプロセス定義
<Starter>_<Object>_<Action>_PD
この基準の各フィールドについて以下で説明します。
フィールド
説明
スターター
プロセス定義を呼び出した操作。例については、以下を参照してください。
オブジェクト
データが処理するデータの名前またはタイプ。
操作
プロセス定義が終了したときに発生する操作。例については、以下を参照してください。
プライマリプロセス定義のフィールド
スターターフィールド
スターターの例を以下に示します。
操作
説明
JMS
JMS キューでのメッセージの受信によってプロセスがトリガーされる場合。
RV
RV メッセージの受信によってプロセスがトリガーされる場合。
Start
通常の開始ノードによってプロセスが開始される場合。
Timer
タイマーによってプロセスが開始される場合。
File
プロセスがファイルを読み取るかポーリングする場合。
JDBC
プロセスがデータベースを読み取るかポーリングする場合。
プライマリプロセス定義のスターターフィールド
オブジェクトフィールド
オブジェクトの例を以下に示します。
オブジェクト
説明
エラー
プロセスが主にエラーを処理する場合。
CBOPart
プロセスが主に部品を処理する場合。
CBOBOM
プロセスが主に BOM を処理する場合。
Response
プロセスが主に Windchill ESI 応答を処理する場合。
Request
プロセスが主に Windchill ESI リクエストを処理する場合。
CBODocument
プロセスが主にドキュメントを処理する場合。
CBOECN
プロセスが主に変更通知を処理する場合。
CBODocumentLink
プロセスが主にドキュメントリンクを処理する場合。
ControlData
プロセスが主に、ビジネスデータではなく、内部 EAI ソフトウェアコンポーネント処理を処理する場合。
ObjectHeader
プロセスが主に CBO ヘッダー情報を処理する場合。
Log
プロセスが主にログ作成を処理する場合。
プライマリプロセス定義のオブジェクトフィールド
操作フィールド
操作の例を以下に示します。
操作
説明
PublishJMS
プロセスが JMS キューにパブリッシングする場合。
PublishRV
プロセスが RV 件名にパブリッシングする場合。
SAPCreate
プロセスが SAP でオブジェクトを作成する場合。
SAPChange
プロセスが SAP でオブジェクトを変更する場合。
SAPDelete
プロセスが SAP でオブジェクトを削除する場合。
ESIRelease
プロセスが Windchill ESI からデータをリリースする場合。
JDBCInsert
プロセスがオブジェクトをデータベースに挿入する場合。
JDBCSelect
プロセスがデータベースからオブジェクトを選択する場合。
JDBCDelete
プロセスがデータベースからオブジェクトを削除する場合。
JDBCUpdate
プロセスがデータベース内のオブジェクトを更新する場合。
プライマリプロセス定義の操作フィールド
プロセス定義が複数の操作を実行する場合、操作を連結します。たとえば、SAPCreateChangeDelete などです。
各フィールドの単語は Windchill ESI 大文字表記に従う必要があります。
たとえば、応答キューを購読し、SAP で部品オブジェクトを作成するプロセス定義には JMS_Part_SAPCreate_PD という名前を付ける必要があります。
セカンダリプロセス図のプロセス定義
<Starter>_<Object>_<Action>_<Purpose>_PD
プライマリオブジェクト処理を実行しないプロセス図には次の基準を使用します。
スターターフィールド
スターターの例を以下に示します。
操作
説明
JMS
JMS キューでのメッセージの受信によってプロセスがトリガーされる場合。
RV
RV メッセージの受信によってプロセスがトリガーされる場合。
Start
通常の開始ノードによってプロセスが開始される場合。
Timer
タイマーによってプロセスが開始される場合。
File
プロセスがファイルを読み取るかポーリングする場合。
JDBC
プロセスがデータベースを読み取るかポーリングする場合。
セカンダリプロセス定義のスターターフィールド
オブジェクトフィールド
オブジェクトのいくつかの例を以下に示します。
オブジェクト
説明
エラー
プロセスが主にエラーを処理する場合。
CBOPart
プロセスが主に部品を処理する場合。
CBOBOM
プロセスが主に BOM を処理する場合。
Response
プロセスが主に Windchill ESI 応答を処理する場合。
CBODocument
プロセスが主にドキュメントを処理する場合。
CBOECN
プロセスが主に変更通知を処理する場合。
CBODocumentLink
プロセスが主にドキュメントリンクを処理する場合。
ControlData
プロセスが主に、ビジネスデータではなく、内部 EAI ソフトウェアコンポーネント処理を処理する場合。
ObjectHeader
プロセスが主に CBO ヘッダー情報を処理する場合。
Log
プロセスが主にログ作成を処理する場合。
セカンダリプロセス定義のオブジェクトフィールド
操作フィールド
操作の例を以下に示します。
操作
説明
Update
ERP 内の既存のオブジェクトまたはデータベースに対して、プロセスが何らかの更新を実行する場合。
Publish
プロセスが情報を RV または JMS にパブリッシングする場合。
Receive
プロセスが RV または JMS から情報を受け取る場合。
Process
大規模なオブジェクトプロセスで必要な処理のサブセットをプロセスが実行する場合。
Stage
別の場所で使用されるデータをプロセスが準備する場合。
セカンダリプロセス定義の操作フィールド
目的フィールド
目的の例を以下に示します。
オブジェクト
説明
PostResult
プロセスが PostResult メッセージングに関連する作業を実行する場合。
Effectivity
プロセスがエフェクティビティに関連する作業を実行する場合。
RevisionLevel
プロセスがリビジョンレベルに関連する作業を実行する場合。
DocumentVersion
プロセスがドキュメントバージョンに関連する作業を実行する場合。
ByOrganization
組織によって操作を実行するためだけにプロセスが存在する場合。
Iterate
オブジェクトに作業版数を適用するためだけにプロセスが存在する場合。
セカンダリプロセス定義の目的フィールド
たとえば、ドキュメントリンクプロセスの PostResult メッセージを処理するプロセスには、Start_CBODocumentLink_Publish_PostResult_PD. という名前を付ける必要があります。
共通のプロセス定義
<Purpose>_Service
目的の例を以下に示します。
目的
説明
Logging
共通のログ作成サービス。
ErrorHandling
共通のエラー処理サービス。
WCResult
結果を Windchill にパブリッシングするサービス。
SubTransactionPostResult
サブトランザクションポスト結果を Windchill にパブリッシングするサービス。
共通のプロセス定義の目的
たとえば、共通のログ作成プロセスには Logging_Service という名前を付ける必要があります。
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