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ビジュアリゼーション: 大きな構造のビジュアリゼーションを改善するために QuickView 機能を導入
製品: Windchill
リリース: 12.1.2.0
利点
QuickView によって、1 つの軽量部品を使用して複雑な設計アセンブリを表すことで、大きな構造でのシステムパフォーマンスを向上させることができます。これにより、大きな構造の読み込み時間が短縮されるとともに、どこを展開して詳細情報を取得するかをより自在に制御できるようになります。
その他の詳細
Windchill 12.1.2.0 までは、Internet Explorer (IE) ベースの CreoView プラグインを使用して Windchill で大きな構造を表示できました。しかし、IE が Windchill と Microsoft で廃止されたことに伴い、大きな構造をビジュアル化する機能が制限されています。CreoView プラグインがない場合、埋め込みビューア (WebGL Viewer) を使用するビジュアリゼーション機能は最大 4 GB のメモリ使用量に制限されます。新しいプリファレンスが追加されたことにより、各種ブラウザで QuickView がサポートされ、部品構造ブラウザと CAD 構造ブラウザでパブリッシングサポートが提供されます。MPMLink は、BOM トランスフォーマ、サービス関連部品構造ブラウザ (SAPSB)、プロセス計画ブラウザ (PPB)、製造リソースブラウザ (MRB) の各ブラウザでも QuickView をサポートしています。
このタイプの製品表現は、標準パブリッシングプロセス中に生成することも、WVS ジョブスケジューラを介して呼び出すことで、標準パブリッシングのパフォーマンスを低下させることなく高い詳細レベルで生成することもできます。
パブリッシングジョブを使用して、アセンブリ部品の製品表現と QuickView サムネイルを生成できます。詳細については、「スケジューラを使用したアセンブリ製品表現の生成」および「スケジューラを使用した QuickView サムネイルの生成」を参照してください。
ヒント:
「Windchill Visualization Services を使用する前に」の「QuickView 生成のベストプラクティス」を参照してください。
制限事項
「QuickView を使用した大きな構造のビジュアル化」の「制限事項」を参照してください。
既存の機能からの置き換え?
いいえ。これは、大きな構造を表示する既存の機能をさらに強化する新機能です。
この機能に関連付けられているプリファレンスまたはプロパティコンフィギュレーション:
各種 Windchill ブラウザ用の次のプリファレンスを使用できます。
BOM トランスフォーマブラウザ/SAPSB を有効にして QuickView で読み込み
CAD 構造ブラウザを有効にして QuickView で読み込み
製造リソースブラウザを有効にして QuickView で読み込み
部品構造ブラウザを有効にして QuickView で読み込み
プロセス計画ブラウザを有効にして QuickView で読み込み
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