メニューバーウィジェットへのメニューデータのバインド
メニューバーでは、次のセクションへの複数のデータ入力がサポートされています。
• プライマリナビゲーション - メニューバーの上部に表示される最上位レベルのメニューアイテム。これらのアイテムはメニューデータを使用して設定されます。
• セカンダリナビゲーション - フッターの上に表示される最上位レベルのメニューアイテム。これらのアイテムはメニューデータを使用して設定されます。
• フッター - メニューバーの下部にある、アイコン、テキスト、および URL へのリンクが含まれているセクション。このセクションはウィジェットプロパティを使用して設定されます。詳細については、
フッターセクションの定義を参照してください。
DataSource プロパティを使用して、メニューバーウィジェットに使用するデータソースのタイプを設定できます。メニューアイテムを定義するには、次の 2 つのオプションがあります。
• 「インフォテーブル」 (デフォルト) - データサービスのインフォテーブルを使用します。
• 「メニューエンティティ」 - Composer のメニューエンティティを使用します。
メニューエンティティの使用
1. メニューバーをキャンバス上で選択するか、「エクスプローラ」パネルを使用して選択します。
2. 「Properties」パネルで、DataSource プロパティを「メニューエンティティ」に設定します。
3. PrimaryNavMenu プロパティで、サーバーからメニューエンティティを選択します。
4. セカンダリナビゲーションアイテムを表示するには、SecondaryNavMenu プロパティでメニューエンティティを選択します。
必要に応じて、ウィジェットプロパティを使用してフッターセクションを定義します。
5. 「保存」をクリックし、「マッシュアップを表示」をクリックします。
メニューアイテムはランタイムで表示されます。
インフォテーブルの使用
MenuEntry データシェイプを使用してフォーマットされた任意のインフォテーブルのデータをバインドできます。「データ」パネルを使用して、メニューバー用のデータサービスが定義されている Thing を追加します。
1. 「データ」パネルで、表示するメニューアイテムデータが格納されているインフォテーブルを返すデータサービスを追加します。
2. データサービスの All Data プロパティを PrimaryNavData ウィジェットプロパティにバインドします。
3. メニューデータサービスをランタイムで実行するため、マッシュアップ Loaded プロパティなどのイベントをバインドします。
4. メニューバーにセカンダリアイテムを表示するには、SecondaryNavData ウィジェットプロパティについて手順 1 から 3 を繰り返します。
必要に応じて、ウィジェットプロパティを使用してフッターセクションを定義します。
5. 「保存」をクリックし、「マッシュアップを表示」をクリックします。
データサービスがランタイムで実行され、メニューバーアイテムが表示されます。
フッターセクションの定義
フッターセクションを使用して、会社の商標、アプリケーション名、現在のユーザーの名前やプロフィールアイコンなどの一般情報を表示できます。フッターセクションを設定するには、次のウィジェットプロパティを使用します。
• FooterText - フッターセクションに表示するテキストを指定します。
• FooterURL - ユーザーがフッターセクションをクリックした後でリダイレクトされる URL。
• FooterIcon - フッターアイコンに使用するメディアエンティティを指定します。アイコンはすべてのメニュータイプとケースで常時表示されます。このプロパティが空の場合、フォールバックアイコンが表示されます。
• FooterLinkTargetWindow - フッターリンクをどのように開くかを制御します。URL は現在のブラウザウィンドウまたは新規ブラウザウィンドウで開くことができます。
• HideFooter - フッターセクションの表示/非表示を切り替えることができます。
• FooterLogo - メニューが開いているときにフッター領域に表示するメディアエンティティを指定します。メニューバーがコンパクトモードの場合は FooterIcon プロパティを使用します。
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このプロパティは ThingWorx 9.3 以降でのみ使用できます。
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