例: SAP RFC の操作の使用
会社が SAP 品目 ID と品目データを取得し、プラント間の品目ステータスに関する SMS をオペレータに送信する場合、そのワークフローは以下の操作で構成されます。
手順 1: ThingWorx トリガーの設定
ThingWorx でアラートが作成されるたびに起動する ThingWorx トリガーを設定しましょう。
次の手順は、この例の操作フォームで指定する必要のある値の詳細を示しています。このトリガーを設定する手順の詳細については、
ThingWorx トリガーを参照してください。
1. ThingWorx Composer で、ThingWorx Thing エンティティを作成します。たとえば、次のような情報を持つ SAPThing を作成します。
▪ materialId プロパティ
▪ alertProperty プロパティ
2. ThingWorx Flow で、開始アイコン
にマウスポインタを合わせて
をクリックするか、
をダブルクリックします。トリガーのリストが表示されます。
3. ThingWorx トリガーを設定するため、「ThingWorx」を選択します。
4. 「ソースエンティティ」リストで、ThingWorx ソースエンティティ SAPThing を選択します。
5. 「イベント」リストで、Alert を選択します。
6. 「ソースプロパティ」リストで、アラートプロパティ alertProperty を選択します。
手順 2: 「Thing のプロパティを取得」操作を使用した ThingWorx からの品目 ID の取得
次の手順は、この例の操作フォームで指定する必要のある値の詳細を示しています。この操作の詳細な設定手順については、
Thing のプロパティを取得を参照してください。
1. 「次で検索」リストで、「選択」を選択します。
2. 「Thing」リストで、ThingWorx ソースエンティティ SAPThing を選択します。
3. 「プロパティ」リストで、materialId を選択します。
手順 3: 「品目データを取得」操作を使用した、SAP RFC からの品目データの取得
次の手順は、この例の操作フォームで指定する必要のある値の詳細を示しています。この操作の詳細な設定手順については、
品目データを取得を参照してください。
1. 「品目 ID」フィールドで、「Thing のプロパティを取得」操作の materialId 出力をマッピングします。
2. 「プラント」リストで、指定した品目 ID に使用可能なプラントを選択します。
手順 4: 「SMS を送信」操作を使用した、オペレーターへの SMS の送信
次の手順は、この例の操作フォームで指定する必要のある値の詳細を示しています。この操作の詳細な設定手順については、
SMS を送信を参照してください。
1. 「メッセージ」フィールドで、「品目データを取得」操作の「プラント間の品目ステータス」出力をマッピングします。
以上で、SAP RFC から品目 ID と品目データが読み込まれるたびに、プラント間の品目ステータスに関する SMS がオペレータに送信されるようになりました。