エンティティを作成
エンティティタイプは、エンティティデータモデル (EDM) でのデータの構造を記述する基本的な構成要素です。概念モデルにおいては、エンティティタイプはプロパティから構築され、ビジネスアプリケーションにおける顧客や注文などのトップレベルの概念の構造を表します。
エンティティは、特定の顧客や注文など、具体的なオブジェクトを表します。各エンティティは、エンティティセット内で一意のエンティティキーを持つ必要があります。
エンティティセットは、特定のエンティティタイプのインスタンスのコレクションです。エンティティセットと関連付けセットは 1 つのエンティティコンテナに論理的にグループ化されます。エンティティタイプでは継承がサポートされ、あるエンティティタイプを別のエンティティタイプから作成できます。
OData エンティティを作成するには、「エンティティを作成」操作を使用します。
ワークフローで「エンティティを作成」操作を使用するには、次の手順を完了します。
1. 「OData」の下の「エンティティを作成」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「エンティティを作成」ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、「ラベル」を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. OData コネクタタイプを追加するには、サポートされている OData コネクタタイプを参照してください。
以前にコネクタタイプを追加した場合は、該当する「コネクタタイプ」を選択し、「コネクタ名」でコネクタを選択します。
4. 「テスト」をクリックしてこのコネクタを検証します。
5. 「マップコネクタ」をクリックして、入力フィールドの設定に使用しているコネクタとは異なるコネクタを使用して操作を実行します。「ランタイムコネクタ」フィールドに、有効な OData コネクタ名を入力します。「マップコネクタ」の詳細については、マップコネクタの使用を参照してください。
6. 「エンティティセット」リストで、エンティティセットを選択します。
エンティティセットを選択すると、プロパティおよびサポートされているナビゲーションプロパティのフィールドが表示され、選択したエンティティセットに基づいて動的に変化します。
7. 「フォーム」を選択して、フォームにリストされている個々のプロパティ、サポートされているナビゲーションプロパティ、およびコンテインメントナビゲーションプロパティの入力を指定するか、「JSON を割り当て」を選択して、すべてのプロパティ、サポートされているナビゲーションプロパティ、およびコンテインメントナビゲーションプロパティを含む 1 つの JSON を指定します。
ナビゲーションプロパティのタイプがエンティティタイプである場合、識別子を 1 つ指定します。ナビゲーションプロパティのタイプがエンティティタイプのコレクションである場合、識別子をコンマで区切って指定します。
8. 「追加のフィールドを表示」をクリックします。
9. 「ヘッダー」グループで「追加」をクリックして、リクエストにカスタムヘッダーを追加します。キーのペアを指定します。
キーと値の複数のペアを追加するには、「追加」をクリックします。追加したカスタムヘッダーを削除するには、 をクリックします。
10. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
「エンティティを作成」操作の出力スキーマはメッセージ文字列を返します。
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