関連付けを作成
関連付けは、エンティティデータモデル (EDM) における関連を記述する基本的な構成要素です。概念モデルにおいては、関連付けは、顧客と注文など、2 つのエンティティタイプ間の関連を表します。アプリケーションにおいては、関連付けのインスタンスは、顧客のインスタンスと注文のインスタンス間の関連付けなど、特定の関連付けを表します。関連付けのインスタンスは関連付けセットに論理的にグループ化されます。
関連付けの定義には以下の情報が含まれています。
一意の名前 (必須)
2 つの関連端 (関連を構成するエンティティタイプごとに 1 つ) (必須)
関連付けによって 3 つ以上のエンティティタイプ間の関連を表すことはできません。ただし、両方の関連端に同じエンティティタイプを指定することで、関連付けによって自己関連を定義できます。
参照整合性制約 (オプション)
各関連端には、関連の一方の端に存在可能なエンティティタイプインスタンスの数を示す関連端多重度を指定する必要があります。関連端多重度の値として 1、ゼロまたは 1 (0..1)、または多数 (*) を指定できます。関連の一方の端に存在するエンティティタイプインスタンスには、ナビゲーションプロパティまたは外部キー (エンティティタイプに公開されている場合) を介してアクセスできます。
2 つのエンティティタイプ間の関連付けを作成するには、「関連付けを作成」操作を使用します。
ワークフローで「関連付けを作成」操作を使用するには、次の手順を完了します。
1. 「OData」の下の「関連付けを作成」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「関連付けを作成」ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、「ラベル」を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. OData コネクタタイプを追加するには、サポートされている OData コネクタタイプを参照してください。
以前にコネクタタイプを追加した場合は、該当する「コネクタタイプ」を選択し、「コネクタ名」でコネクタを選択します。
4. 「テスト」をクリックしてこのコネクタを検証します。
5. 「マップコネクタ」をクリックして、入力フィールドの設定に使用しているコネクタとは異なるコネクタを使用して操作を実行します。「ランタイムコネクタ」フィールドに、有効な OData コネクタ名を入力します。「マップコネクタ」の詳細については、マップコネクタの使用を参照してください。
6. 「エンティティセットを選択」リストで、エンティティセットを選択します。
7. 「エンティティ ID」フィールドに、エンティティ ID を入力します。
8. 「関連付けを選択」リストで、必要な関連付けを選択します。関連付けは、指定したエンティティのコンテインメントまたは非コンテインメントナビゲーションプロパティです。コンテインメントナビゲーションプロパティの下にコンテインメントナビゲーションプロパティがある場合、ネストされたコンテインメントナビゲーションプロパティを選択して関連付けを作成できます。
入力フォームのフィールドは、選択した関連付けに基づいて動的に変化します。
9. 「フォーム」を選択して、フォームにリストされている個々のプロパティ、サポートされているナビゲーションプロパティ、およびコンテインメントナビゲーションプロパティの入力を指定するか、「JSON を割り当て」を選択して、すべてのプロパティ、サポートされているナビゲーションプロパティ、およびコンテインメントナビゲーションプロパティを含む 1 つの JSON を指定します。
ナビゲーションプロパティのタイプがエンティティタイプである場合、識別子を 1 つ指定します。ナビゲーションプロパティのタイプがエンティティタイプのコレクションである場合、識別子をコンマで区切って指定します。
10. 「追加のフィールドを表示」をクリックします。
11. 「ヘッダー」グループで「追加」をクリックして、リクエストにカスタムヘッダーを追加します。キーのペアを指定します。
キーと値の複数のペアを追加するには、「追加」をクリックします。追加したカスタムヘッダーを削除するには、 をクリックします。
12. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
「関連付けを作成」操作の出力スキーマはメッセージ属性を返します。
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