Microsoft SQL Server での ThingWorx Flow の必要条件
以降のセクションでは、ThingWorx Flow をインストールする前に設定する必要がある必要条件について説明します。
Windows Server 2016、Windows Server 2019 と Microsoft SQL Server の必要条件
以下が必要です。
• Windows Server 2016/2019 に管理者権限がある
• <JAVA_HOME>/bin が PATH 環境変数に追加されている。
• ThingWorx Flow 用のローカルまたはリモートデータベース接続。以下の表に、設定する必要がある必要条件を示します。
データベース接続
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必要条件
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ローカルデータベース接続
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• ThingWorx Flow をインストールするホストが Microsoft SQL Server にアクセス可能である。
• 有効な Microsoft SQL クライアント (sqlcmd) がインストールされており、PATH 環境変数で使用できる。
• Microsoft SQL ユーザーに管理者権限がある。
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リモートデータベース接続
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sqlcmd をインストールし、PATH 環境変数でこれを使用可能にします。
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• 既存の ThingWorx Foundation データベースを使用するか、ThingWorx Flow 専用のデータベースを作成します。以前の ThingWorx Flow インストールにはこのデータベースを使用していないことを確認します。ThingWorx Flow 用に、データベースで以下のコンフィギュレーション設定を行う必要があります。
◦ 「照合順序」を各自の照合順序に設定します。例:
Latin1_General_100_CS_AS_SC照合順序情報を表示するには、Microsoft のドキュメンテーションを参照してください。
◦ 「自動終了」を「偽」に設定します。
◦ 「スナップショット分離を許可」を「真」に設定します。
◦ 「Set Read Committed Snapshot On」を「真」に設定します。
• データベースユーザーが以下の設定と権限を持っていることを確認します。
◦ SQL Server 認証で Microsoft SQL Server 用のログインを作成します。
ログインを作成しているときに、「既定のデータベース」を「master」に設定し、「パスワードポリシーを適用する」チェックボックスをオンにし、「パスワードの期限を適用します」チェックボックスをオフにします。
◦ そのログインでデータベースユーザーを作成します。このログインのユーザー名とパスワードが、ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名と ThingWorx Flow データベースのログインパスワードになります。
◦ データベースの db_owner ロールのメンバーとしてデータベースユーザーを追加することで、そのデータベースのオーナーとしてそのデータベースユーザーを設定します。
• Microsoft SQL Server データベースから、以下の値をメモしておきます。
◦ SQL Server IP アドレスまたはホスト名
◦ SQL Server ポート
◦ SQL Server インスタンス
◦ ThingWorx Flow
◦ ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名
◦ ThingWorx Flow データベースのログインパスワード
• ThingWorx Flow インストーラでは Microsoft SQL Server の強制暗号化モードはサポートされていません。インストールの前に、強制暗号化モードの値を「No」に設定します。
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6、8.0、8.1、または 8.2 と Microsoft SQL Server の必要条件
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サポートされているバージョンの Red Hat Enterprise Linux に ThingWorx Flow をインストールしていることを確認します。詳細については、 サポートされるオペレーティングシステムを参照してください。
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• Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6、8.0、8.1、または 8.2 に管理者権限がある。
• Red Hat Enterprise Linux 8.0、8.1、または 8.2 の場合、Red Hat Subscription Manager を使用して、システムを Red Hat カスタマーポータルに登録してサブスクリプションを購入していることを確認します。
• /etc/selinux/config ファイルで SELINUX=enforcing を設定し、マシンを再起動します。
• 次のコマンドを実行して、Software Collections を有効にしている
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6
◦ yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 RHSCL (RPMs)'
◦ yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 Extra(RPMs)'
◦ yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 Optional (RPMs)'
◦ yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 RH Common (RPMs)'
◦ yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 Supplementary (RPMs)'
Red Hat Enterprise Linux 8.0、8.1、8.2
yum install scl-utils scl-utils-build
• 次のコマンドを実行して、EPEL リポジトリを有効にしている
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6
1. wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm
2. yum localinstall epel-release-latest-7.noarch.rpm
Red Hat Enterprise Linux 8.0、8.1、8.2
1. wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
2. yum localinstall epel-release-latest-8.noarch.rpm
• <JAVA_HOME>/bin が PATH 環境変数に追加されている。
• ThingWorx Flow 用のローカルまたはリモートデータベース接続。以下の表に、設定する必要がある必要条件を示します。
データベース接続
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必要条件
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ローカルデータベース接続
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• ThingWorx Flow をインストールするホストが Microsoft SQL Server にアクセス可能である。
• 有効な Microsoft SQL クライアント (sqlcmd) がインストールされており、PATH 環境変数で使用できる。
• Microsoft SQL ユーザーに管理者権限がある。
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リモートデータベース接続
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2. インストール後、次のコマンドを実行します。
ln -s /opt/mssql-tools/bin/sqlcmd /usr/bin/sqlcmd
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• 既存の ThingWorx Foundation データベースを使用するか、ThingWorx Flow 専用のデータベースを作成します。以前の ThingWorx Flow インストールにはこのデータベースを使用していないことを確認します。ThingWorx Flow 用に、データベースで以下のコンフィギュレーション設定を行う必要があります。
◦ 「照合順序」を各自の照合順序に設定します。例:
Latin1_General_100_CS_AS_SC照合順序情報を表示するには、Microsoft のドキュメンテーションを参照してください。
◦ 「自動終了」を「偽」に設定します。
◦ 「スナップショット分離を許可」を「真」に設定します。
◦ 「Set Read Committed Snapshot On」を「真」に設定します。
• データベースユーザーが以下の設定と権限を持っていることを確認します。
◦ SQL Server 認証で Microsoft SQL Server 用のログインを作成します。
ログインを作成しているときに、「既定のデータベース」を「master」に設定し、「パスワードポリシーを適用する」チェックボックスをオンにし、「パスワードの期限を適用します」チェックボックスをオフにします。
◦ そのログインでデータベースユーザーを作成します。このログインのユーザー名とパスワードが、ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名と ThingWorx Flow データベースのログインパスワードになります。
◦ データベースの db_owner ロールのメンバーとしてデータベースユーザーを追加することで、そのデータベースのオーナーとしてそのデータベースユーザーを設定します。
• Microsoft SQL Server データベースから、以下の値をメモしておきます。
◦ SQL Server IP アドレスまたはホスト名
◦ SQL Server ポート
◦ SQL Server インスタンス
◦ ThingWorx Flow データベース名
◦ ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名
◦ ThingWorx Flow データベースのログインパスワード
• ThingWorx Flow インストーラでは Microsoft SQL Server の強制暗号化モードはサポートされていません。インストールの前に、強制暗号化モードの値を「No」に設定します。