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マッパー
「マッパー」操作は、さまざまな操作の出力を結合したり、値を操作したり、オブジェクト、コレクション、配列、または文字列を再構築したりすることでカスタム出力を作成するときに使用します。この操作を使用することで、複数の操作から特定のフィールドの値や出力を取得して組み合わせるために、複雑な Node.js コードを記述する必要がなくなります。
ワークフローで「マッパー」操作を使用するには、次の手順を完了します。
1. をクリックし、「開発者ツール」の下の「マッパー」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「マッパー」ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、「ラベル」を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. をクリックして、キーと値のペアを作成します。
a. をクリックし、「データタイプ」リストで、次のいずれかのオプションを選択します。
▪ 「配列」 - 指定したキーが配列を返す場合に使用します。
▪ 「コレクション」 - 指定したキーがオブジェクトの配列を返す場合に使用します。
▪ 「オブジェクト」 - 指定したキーがオブジェクトを返す場合に使用します。
▪ 「文字列」 - 指定したキーが文字列値を返す場合に使用します。デフォルトでは、キーと値のすべてのペアが文字列データ型です。
b. 必要に応じて、キーフィールドの名前を変更します。
c. 値を入力するか、前の操作の出力をこのフィールドへの入力としてマッピングします。正しいデータ型の出力をマッピングしてください。
データ型を「コレクション」または「オブジェクト」に設定した場合、必要に応じて、コレクションまたはオブジェクトの横にある をクリックして、コレクションまたはオブジェクトの下にキーと値のペアを追加できます。
d. 指定した入力に Node.js 関数を追加するには、 をクリックします。
e. 組み込み関数を使用するか、カスタム関数を作成するか、組み込み関数とカスタム関数を組み合わせて使用します。
▪ 独自の入力を指定するか、 をクリックし、コードエディタで前の操作の出力を入力としてマッピングします。
▪ カスタム関数コードを記述するか、「関数」をクリックして既存の関数を選択するか、既存の関数を修正します。
f. 「保存」をクリックします。「カスタム関数」が「値」フィールドに入力として追加されます。
g. キーと値の複数のペアを追加するには、 をクリックします。追加したキーと値のペアを削除するには、 をクリックします。
4. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
「マッパー」操作は、指定したキーと値のペアに応じて、動的な出力スキーマを返します。
マッパーの組み込み関数
「マッパー」操作では、以下の組み込み関数 (lodash ライブラリから取得) を使用できます。
配列関数
_.Compact - 指定された配列から false と見なされる値を除去します。
_.difference - 指定された数の配列から、1 つ目の配列にしかない値から成る配列を返します。
_.flatten - 配列を 1 レベル平坦化します。
_.flattenDeep - 配列全体を平坦化します。
_.intersection - 指定されたすべての配列に共通する値から成る配列を返します。
_.first - 指定された配列の 1 つ目のエレメントを取得します。
_.last - 指定された配列の最後のエレメントを取得します。
_.uniq - 指定された配列から重複する値を除去します。
オブジェクト関数
_.pick - 指定されたオブジェクトプロパティと一致するエレメントを持つオブジェクトを返します。
_.get - オブジェクト内の指定されたパスに存在するエレメントの値を返します。
_ keys - オブジェクトの列挙可能なプロパティ名の配列を作成します。
文字列関数
_.camelCase - 文字列の大文字/小文字をキャメルケースに変更します。
_.capitalize - 文字列の 1 つ目の文字を大文字に変更し、その他の文字を小文字に変更します。
_.kebabcase - 文字列の大文字/小文字をケバブケースに変更します。
_.lowercase - 指定された文字列を小文字に変換します。
_.lowerfirst - 文字列の 1 つ目の文字を小文字に変換します。
_.replace - 指定された条件と一致する文字列を特定の文字列に置き換えます。
_.repeat - 指定された文字列を指定された回数だけ繰り返します。
_.trim - 指定された文字列から先頭と末尾の空白および指定された文字を除去します。
_.escape - 指定された文字列内の &、<、>、'、" の各文字を、それに対応する HTML エンティティに変換します。
_.unescape - 指定された文字列内の &amp、&lt、&gt、&quot、&#39 の各 HTML エンティティを、それに対応する文字に変換します。
数値関数
_.add - 2 つの数値を加算します。
_.ceil - 指定された精度に数値を切り上げます。
_.divide - 2 つの数値を除算します。
_.floor - 指定された精度に数値を切り捨てます。
_.multiply - 2 つの数値を乗算します。
_.subtract - 2 つの数値を減算します。
コレクション関数
_filter - 指定されたフィルタ条件を満たすエレメントから成る配列を返します。
_.find - 指定された条件を満たす 1 つ目のエレメントを返します。
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