Apache Ignite Docker イメージの構築と設定
Ignite Docker イメージの構築
設定が完了した後、構築スクリプトを使用して Apache Ignite Docker イメージを作成できます。インクルードされている build.sh スクリプトは build.env ファイルで設定されている変数をとり、staging フォルダ内のファイルを使用して、Docker 構築コマンドで適切な変数と構築コンテキストを使用できるようにします。
イメージを構築するには、以下のコマンドを実行します。
./build.sh all
構築プロセスが完了すると、以下の Docker イメージが使用可能になります。
thingwork/ignite-twx:latest
Ignite Docker イメージの設定
コンテナのコンフィギュレーションには次の環境変数を使用できます。これらは、DockerFile ダウンロードに含まれている example/docker-compose.yml ファイル、または Thingworx DockerFile ダウンロード内の各 <TWXdockerfile>/docker-compose-DB-clustered/.env ファイルで使用できます。
変数名
Docker Compose のデフォルト
コメント
IGNITE_ROOT_LOG_LEVEL
Info
Ignite ロガーで使用されるルートログレベル。
JVM_XOPTS
デフォルト値は設定されていません
追加の JVM オプションを渡すことができます。
ZOOKEEPER_CONNECTION
デフォルト値は設定されていません
ほかのノードのサービス検出に使用される、Zookeeper 接続文字列 (例: zookeeper-host:2181)
ZK_SSL_ENABLED
false
Zookeeper で HTTPS コネクタを有効にすることで、コンテナへのトラフィックをセキュリティ保護します。キーストアも用意する必要があり、SSL_KEYSTORE_PASSWORD が設定されていなければなりません。
ZK_SSL_KEYSTORE_LOCATION
デフォルト値は設定されていません
Zookeeper のキーストアへのパスを certs ボリュームに保存できます。例: /certs/zookeeper.p12
ZK_SSL_KEYSTORE_PASSWORD
デフォルト値は設定されていません
Zookeeper との SSL 通信に使用されるキーストアへのパスワードを設定します。
ZK_SSL_TRUSTSTORE_LOCATION
デフォルト値は設定されていません
Zookeeper のトラストストアへのパスを certs ボリュームに保存できます。例: /certs/zookeeper-truststore.p12
ZK_SSL_TRUSTSTORE_PASSWORD
デフォルト値は設定されていません
Zookeeper トラストストアのパスワード。
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