ThingWorx Docker の使用
概要
ThingWorx Docker は Dockerfile とサポートスクリプトのセットであり、これを使用して ThingWorx Platform の Docker イメージを構築できます。これらのイメージを開発者のマシンや Kubernetes などのコンテナオーケストレーションプラットフォームでローカルに実行できます。Kubernetes クラスタで問題が発生した場合に PTC はサポートを提供しませんのでご注意ください。Azure Kubernetes Service での ThingWorx の実行に関する詳細なガイダンスについては、ThingWorx Container Deployment Hub を参照し、サポートの FAQ を確認してください。
ThingWorx Platform Dockerfiles アーカイブには、イメージ構築プロセスを容易にする構築スクリプト (build.sh) および変数ファイル (build.env) が含まれています。これらについては、ThingWorx Docker のセットアップ、構築、および設定で説明します。
このリリースには dockerfiles フォルダも含まれており、ここには ThingWorx Platform の各コンテンツプロバイダ用の実際の Dockerfile とスクリプトが配置されています。PTC は以下のコンテンツプロバイダ用にイメージを構築するための Dockerfile と補助スクリプトのセットを提供しています。
H2
PostgreSQL
Microsoft SQL Server
Azure SQL
ThingWorx Docker の取得場所
PTC ソフトウェアダウンロードサイトの ThingWorx Platform の部分から ThingWorx Platform Dockerfile をダウンロードできます。アーカイブは ThingWorx バージョン 8.3 以降で提供され、ThingWorx Dockerfiles の下にリストされています。
カスタマイズされた ThingWorx Docker イメージ
デフォルトの Dockerfile とスクリプトは、ThingWorx Platform の展開と実行を容易に行うことを目的としています。一部の用途では、環境に合わせて Dockerfile とサポートスクリプトを修正およびカスタマイズする必要が生じることがあります。そのような場合、作成された ThingWorx イメージは PTC によってサポートされません。
高可用性クラスタ環境での ThingWorx Docker
高可用性 (HA) 設定で ThingWorx Docker を使用している場合、ThingWorx Platform Docker ファイルを展開する前に、以下の追加イメージをダウンロードして構築する必要があります。
Apache Ignite
ThingWorx Connection Server
これらの Docker イメージの構築と設定の詳細については、ThingWorx Docker の HA クラスタ環境での使用を参照してください。
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