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GetWhereUsed サービスの使用
GetWhereUsed サービスを使用して、ThingWorx でのエンティティの関係を確認できます。エンティティやその特性 (サービスやプロパティなど) が ThingWorx のどこで使用されているかを特定できます。これは、エンティティに変更を加える必要があり、変更がモデル内のほかの場所にどのような影響を与えるかを把握する必要がある場合に役立ちます。この機能は Composer のエンティティビューでも使用できます。詳細については、「参照」を参照してください。
* 
GetWhereUsed サービスは ThingWorx 9.3 以降で使用できます。
パラメータ
パラメータ
ベースタイプ
説明
query
JSON
結果をフィルタします。
charType
STRING
エンティティの特性のすべての使用状況で結果をフィルタします。可能な入力は ALL、Property、Service/Event、および LocalizationToken です。
charName
STRING
エンティティの特定の特性のすべての使用状況で結果をフィルタします。
クエリーフィルタの例
GetWhereUsed で以下のフィルタを使用すると、MashupA という名前のマッシュアップのみが返されます。
{"filters":
{
"type": "And",
"filters": [
{
"type": "EQ",
"fieldName": "entityName",
"value": "MashupA"
}]}}
各エンティティタイプでの GetWhereUsed の結果
次の表は、オプションの charType / charName パラメータを使用した場合に返される結果の概要を示しています。「該当なし」は入力が空であることを示しています。システムオブジェクトは GetWhereUsed の結果には含まれません。
* 
"ALL または Service/Event" と記載されている行の場合、charType としてこれらの入力のどちらを選択しても、そのエンティティには Service/Event 特性しかないので、同じ出力になります。
エンティティタイプ
charType
charName
結果
すべてのエンティティタイプ
該当なし
該当なし
そのエンティティの使用状況への参照。
Authenticator
ALL または Service/Event
該当なし
その Authenticator エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
Authenticator
ALL または Service/Event
ServiceName
その Authenticator エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
DirectoryService
ALL または Service/Event
該当なし
その DirectoryService エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
DirectoryService
ALL または Service/Event
ServiceName
その DirectoryService エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
ローカライズテーブル
該当なし
該当なし
ローカライズテーブルの使用状況への参照。
ローカライズテーブル
ALL または LocalizationToken
該当なし
ローカライズテーブル上のすべてのトークンの使用状況への参照。
ローカライズテーブル
ALL または LocalizationToken
TokenName
ローカライズテーブル上の特定のトークン TokenName のすべての使用状況への参照。
通知定義
ALL または Service/Event
該当なし
その通知定義エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
通知定義
ALL または Service/Event
ServiceName
その通知定義エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
プロジェクト
ALL または Service/Event
該当なし
そのプロジェクトエンティティの特性のすべての使用状況への参照。
プロジェクト
ALL または Service/Event
ServiceName
そのプロジェクトエンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
サブシステム
ALL または Service/Event
該当なし
そのサブシステムエンティティの特性のすべての使用状況への参照。
サブシステム
ALL または Service/Event
ServiceName
そのサブシステムエンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
Thing
ALL
該当なし
その Thing エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
Thing
ALL
ServiceName
その Thing エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
Thing
プロパティ
該当なし
その Thing エンティティのプロパティのすべての使用状況への参照。
Thing
Service/Event
該当なし
その Thing エンティティのサービスとイベントのすべての使用状況への参照。
Thing Group
ALL または Service/Event
該当なし
その Thing Group エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
Thing Group
ALL または Service/Event
ServiceName
その Thing Group エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
Thing Shape
ALL
該当なし
その Thing Shape エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
Thing Shape
ALL
ServiceName
その Thing Shape エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
Thing Shape
プロパティ
該当なし
その Thing Shape エンティティのプロパティのすべての使用状況への参照。
Thing Shape
Service/Event
該当なし
その Thing Shape エンティティのサービスとイベントのすべての使用状況への参照。
Thing Template
ALL
該当なし
その Thing Template エンティティの特性のすべての使用状況への参照。
Thing Template
ALL
ServiceName
その Thing Template エンティティの ServiceName という名前が付いた特性のすべての使用状況への参照。
Thing Template
プロパティ
該当なし
その Thing Template エンティティのプロパティのすべての使用状況への参照。
Thing Template
Service/Event
該当なし
その Thing Template エンティティのサービスとイベントのすべての使用状況への参照。
次のエンティティタイプには特性はなく、それ自体の直接の使用状況への参照のみを返すことができるので、入力は必要ありません。
ApplicationKey
Dashboard
DataShape
DataTagVocabulary
マッシュアップ
MediaEntity
メニュー
ModelTagVocabulary
ネットワーク
組織
StateDefinition
StyleDefinition
StyleTheme
ユーザー
ユーザーグループ
結果の動作
結果セットに重複する行があるように見えるかもしれません。以下のイメージでは、GetWhereUsed サービスが ThingA に対して 2 回実行されていて、1 回目は追加入力なしで実行され (1 つ目のイメージ)、2 回目は characteristicTypeAll に設定されています (2 つ目のイメージ)。両方の結果で同様の行に赤色の下線が表示されており、「特性タイプ」列と「特性名」列以外の列は情報を共有しています。行には重複する情報が含まれていますが、これらは別個の参照です。ThingB で ThingA のプロパティ名を使用するには、ThingA も使用する必要があります。このため、1 つ目のイメージで、下線の付いた行は、ThingB によって使用されている ThingA への参照です。2 つ目のイメージで、下線の付いた行は、ThingB によって使用されている ThingA のプロパティ名への参照です。
アクセス許可
非管理者ユーザーは、GetWhereUsed サービスを実行できますが、特定のエンティティまたは特性を表示するアクセス許可がない場合、すべての結果を表示できないことがあります。この場合、非管理者ユーザーが見ることができない最初の 50 個のエンティティが表示されたセキュリティログを管理者ユーザーが確認し、アクセス許可を適宜変更できます。
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