参照
参照機能を使用して、ThingWorx でのエンティティの関係を確認できます。エンティティやその特性 (サービスやプロパティなど) が ThingWorx のどこで使用されているかを特定できます。これは、エンティティに変更を加える必要があり、変更がモデル内のほかの場所にどのような影響を与えるかを把握する必要がある場合に役立ちます。この機能はサービスとしても提供されています。詳細については、「GetWhereUsed サービスの使用」を参照してください。
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「参照」は ThingWorx 9.3 以降で使用できます。
参照の有効化
参照機能はデフォルトでは無効になっています。この機能を有効にするには、関係サブシステムに移動し、「コンフィギュレーション」セクションで「参照を有効化」を選択し、「保存」を選択します。
有効にすると、ThingWorx の次のタイプのエンティティの「関係を表示」タブで参照機能が使用可能になります: データシェイプ、データテーブル、ガジェット、インダストリアル接続、統合コネクタ、マッシュアップ、マスター、メディア、メニュー、スケジューラ、状態定義、ストリーム、スタイル定義、スタイルテーマ、Thing Shape、Thing Template、Thing、タイマー、およびユーザー。
参照の結果
エンティティに参照が存在する場合、結果がテーブルに表示されます。エンティティの特性への参照がある場合、特性タイプによってフィルタできます。特性タイプには、サービス、プロパティ、イベント、ローカライズトークンがあります。「特性タイプ」ドロップダウンには、そのエンティティへの参照を持つタイプのみが表示され、次のタイプがあります。
「プロパティ」 - エンティティを参照するプロパティ。選択した場合、特性名のリストが表示され、そこから特性を選択します。
「サービス/イベント」 - エンティティを参照するサービスとイベント。選択した場合、特性名のリストが表示され、そこから特性を選択します。
「任意」 - 参照があるすべての特性タイプを含めます。
「なし」 - エンティティへの参照を直接表示する「特性タイプ」の選択をリセットします。
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結果に取り込まれていない参照が存在する可能性があります。たとえば、エンティティ名が変数に保存され、サービス定義内でその変数が使用されている場合などです。システムオブジェクトも、参照の結果には含まれません。
フィルタ
以下によって参照の結果をフィルタすることもできます。
エンティティ名 - エンティティの名前。
エンティティタイプ - エンティティのタイプ。使用可能なタイプは、アプリケーションキー、認証システム、ダッシュボード、データシェイプ、データタグ、ディレクトリサービス、ローカライズテーブル、マッシュアップ、メディア、メニュー、モデルタグ、ネットワーク、通知、組織、プロジェクト、状態定義、スタイル定義、スタイルテーマ、サブシステム、Thing、Thing Group、Thing Shape、Thing Template、ユーザー、ユーザーグループです。
場所名 - 特性参照が存在する場所の名前。たとえば、サービスまたはイベントの名前。
プロジェクト - プロジェクトの名前。
参照場所 - 特性参照が存在する場所。使用可能なタイプは、ベース Thing Template、コンフィギュレーション、状態定義: カスタム、データシェイプ、状態定義: デフォルト、プロジェクト依存、デザインタイムのアクセス許可、イベント、フィールド定義、ホームマッシュアップ、実装された Thing Shape、インスタンスのデザインタイムのアクセス許可、インスタンスのランタイムのアクセス許可、ユーザーの言語、フォームログインのボタンスタイル、マッシュアップデータ、マッシュアップパラメータ、マッシュアップ、メンバー、メニュー定義、メニューアイテム、モバイルマッシュアップ、ネットワーク階層、パスワードリセットのメールサーバー、永続化プロバイダ、プロパティ、実行ユーザー、ランタイムのアクセス許可、サービススクリプト、サービス、コンテンツクローラ Thing、スタイル情報、購読、タグ、通知トリガー、ユーザー名の参照、値ストリーム、表示のアクセス許可です。
アクセス許可
非管理者ユーザーは、参照機能を使用できますが、特定のエンティティまたは特性を表示するアクセス許可がない場合、すべての結果を表示できないことがあります。この場合、非管理者ユーザーが見ることができない最初の 50 個のエンティティが表示されたセキュリティログを管理者ユーザーが確認し、アクセス許可を適宜変更できます。
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