ストリーム
ストリームは時系列データを表します。このため、各ストリームにはタイムスタンプフィールドとその他のフィールドがあります。ThingWorx ストリームは、Thing からのアクティビティのリストまたは Thing に関連付けられているデータです。ストリームは、5 つの定義済みフィールドと任意の数のユーザー定義フィールドから成るテーブル構造と考えることができます。各ストリームエントリには以下の定義済みフィールドが含まれています。
• Timestamp
エントリが作成された時刻。ストリームエントリを追加したときのタイムスタンプを提供することもできます。
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タイムスタンプはストリームのキーフィールドです。タイムスタンプが同じエントリを追加した場合、前のタイムスタンプが上書きされます (upsert)。上書きを回避するには、タイムスタンプにミリ秒を指定します。
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• Tag
各ストリームエントリにデータタグを付けることができます。データタグを使用して、特定のランタイムデータをサーチして消費できます。
• Source
ストリームエントリのソース。これは通常、ストリームに書き込みを行う Thing の名前、または外部システムの識別子です。ストリームとそのソースとの間には確立された関係があります。これはモデルの成果物である組み込みのサーチ可能な関係の一部です。
• SourceType
ソースのエンティティタイプ
• Location
ストリームエントリのソースの場所
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PostgreSQL と H2 では、timestamp と source の一意のキーエントリがストリームエントリのキーとして使用されます。
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定義済みフィールドのほかに、追加フィールドを設定できます。追加フィールドは ThingWorx データシェイプによって定義されます。これらのフィールドの値をストリーム値と呼びます。
これによって StreamEntries、StreamData、StreamEntriesWithData サービスも駆動されます。これらのサービスでは、
• StreamEntries: デフォルトのフィールド
• StreamData: データシェイプフィールド
• StreamEntriesWithData: ストリーム内のすべてのフィールド