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監査サブシステムのコンフィギュレーション
設定の一環として、監査サブシステムの 2 つの実装からいずれかを選択できます。
直接永続実装 - 2 つ目のバージョンの ThingWorx 監査サブシステム。監査メッセージは ThingWorx Platform 用に設定された永続化プロバイダに保存されます。永続化プロバイダとして PostgreSQL または MS SQL データベースを使用できます。この実装は、必要な監査データの量が大きいか小さいかにかかわらず、推奨される実装です。この実装を使用するには、以下の手順に従って監査サブシステムを設定します。
データテーブル実装 - 1 つ目のバージョンの監査サブシステム。監査メッセージはシステムデータテーブルに保存されます。このバージョンは PostgreSQL 永続化プロバイダとともに使用する必要があります。最初に監査サブシステムを有効にした場合、この実装がデフォルトになります。最適な結果を得るには、直接永続実装を使用してください。
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ThingWorx Platform の今後のリリースでデータテーブル実装は廃止される予定なので、直接永続実装を使用することを強くお勧めします。また、QueryAuditHistory サービスは廃止されて QueryAuditHistoryWithQueryCriteria サービスが後継となる予定です。
監査サブシステムを有効にした後、ThingWorx Composer を使用して、その処理パラメータの値を確認し、必要に応じて変更できます。
1. ThingWorx Composer にログインして、「AuditSubsystem」ページに移動している状態で、「コンフィギュレーション」をクリックします。
以下のように、ThingWorx Composer で「AuditSubsystem」「コンフィギュレーション」ページが開きます。
図 11. ThingWorx Composer での AuditSubsystem のコンフィギュレーション、直接永続が有効
2. 設定を確認し、必要に応じて、以下の表に掲載されている情報を参考にして変更します。特に、「監査サブシステムの直接永続を有効化」パラメータのチェックボックスがデフォルトではオフになっていることに注意してください。つまり、データテーブル実装の監査サブシステムが使用されます。直接永続実装を使用するには、上の図に示すように、このチェックボックスをオンにします。
3. パラメータを設定した後、「保存」をクリックします。
次の表で、コンフィギュレーションパラメータについて説明します。
監査サブシステムのコンフィギュレーションパラメータ
パラメータ
説明
デフォルト値
有効な値
監査サブシステムの直接永続を有効化
直接永続実装とデータテーブル実装の間で監査サブシステムを切り替えます。直接永続化プロバイダは PostgreSQL および MS SQL データベースで動作します。
直接永続実装の監査サブシステム (チェックボックスがオン)。
チェックボックスがオン - 直接永続実装の監査サブシステムが使用されます。
チェックボックスがオフ - データテーブル実装の監査サブシステムが使用されます。
監査永続化プロバイダ
このフィールドは変更できません。監査サブシステムの永続化プロバイダとして、ThingWorx Platform のデフォルトの永続化プロバイダが使用されます。データテーブル実装では、最適なパフォーマンスを得るために PostgreSQL を使用することをお勧めします。直接永続実装の場合、PostgreSQL または MS SQL を使用します。
ThingworxPersistenceProvider
監査サブシステムの永続化プロバイダとして、常に ThingWorx Platform のデフォルトの永続化プロバイダが使用されます。監査データは常に同じデータベースに永続化され、そこにその他のタイプの ThingWorx データもすべて格納されます。
アーカイブ監査チャンクサイズ
チャンクファイルにアーカイブされる行数。この行数を超えると新しいチャンクファイルが作成されます。
そのうちに、ボリューム、監査メッセージのサイズ、アーカイブプロセスのパフォーマンスに応じて、サイズを調整する必要が生じることがあります。
50000
ここでは 10000 行以上の任意の値を設定できます。
オンライン監査データの最大エントリ数 (maxEntriesOnlineAuditData)
データテーブル実装 - データテーブルに格納できるオンライン監査データの最大行数。この値はアーカイブファイルにも使用され、アーカイブファイルに書き込む行の最大数を指定します。
直接永続実装 - アーカイブファイルに格納できるオンライン監査データの最大行数。
ArchiveAuditHistoryDirectPersistence サービスおよび ArchiveAuditHistory (データテーブル実装) サービスでこのパラメータがどのように使用されるかについては、オンライン監査データのアーカイブとパージ (直接永続)またはオンライン監査データのアーカイブとパージ (データテーブル)を参照してください。
500000 行。
正の数値 (整数) のみ。負の値は指定できません。
QueryAudit History maxItems パラメータに設定可能な最大値
QueryAudit History サービスの maxItems パラメータに設定可能な最大行数。
5000
この値は 500 以上でなければなりません (N)。この設定の ThingWorx ベースタイプは INTEGER です。
オンライン監査データを維持する日数。
監査メッセージをオンラインで保持する日数。この値に基づいて、サブシステムのアーカイブ操作は、監査サブシステムのオフラインリポジトリに移動すべきメッセージを特定します。この日数より古いデータは、最初にオフラインストレージにコピーされます。その後、パージ操作によってオンラインストレージから除去されます。詳細については、監査データのアーカイブとパージのトピックと監査アクティビティのセキュリティのトピックを参照してください。
60 日。
INTEGER 値のみ
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サブシステムが動作している間にその値を確認するには、「監視」 > 「サブシステム」に移動します。
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