必要条件
このトピックでは、ThingWorx Navigate の必要条件について説明します。これには、ハードウェアのサイジング、ThingWorx Foundation、および Windchill の要件が含まれます。
製品互換性情報 
Release Advisor で、サポートされている Windchill、ThingWorx、Web ブラウザ、サードパーティ製ソフトウェア、およびその他の必須アプリケーションのバージョンを確認してください。
Release Advisor の使用
Release Advisor でリリースマトリックスを表示するには、次の操作を行います。
1. Release Advisor にログインします。
2. 「プライマリ製品」ページで、次の手順を実行します。
a. 「製品ファミリー」フィールドで、「ThingWorx」を選択します。
b. 「製品」フィールドで「ThingWorx Navigate」を選択します。
c. 「バージョン」フィールドで、互換性情報を必要とするバージョンを選択します。
d. 「追加」をクリックします。
3. 「次へ」をクリックします。
4. 選択した製品のリリースマトリックスが、ページ上部にある「プライマリ製品」バーの「リリースマトリックス」フィールドに表示されます。
Release Advisor の使用方法の詳細については、PTC 知識ベースのこのテクニカルサポートのアーティクルを参照してください。
ハードウェアのサイズ 
ThingWorx ヘルプセンターのシステム要件で、ThingWorx サイジングガイドラインをレビューします。このトピックは、ThingWorx Navigate を正常に展開するために必要なハードウェアコンフィギュレーションを特定するのに役立ちます。
ThingWorx の要件と ThingWorx Navigate のライセンス 
ThingWorx Navigate をインストールする前に、インストーラを使用して ThingWorx Foundation をインストールしなければなりません。ThingWorx Foundation のインストールに関するヘルプについては、ThingWorx ヘルプセンターの「ThingWorx Foundation インストーラ」を参照してください。
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シングルサインオン (SSO) 認証を使用するように ThingWorx Navigate を設定する場合は、ThingWorx Navigate のインストールを開始する前に、SSL を使用するように ThingWorx Foundation を設定しなければなりません。
ThingWorx Foundation では中央認証サーバー (CAS) として PingFederate、Azure Active Directory (Azure AD)、および Active Directory Federation Services がサポートされていますが、このリリースの ThingWorx Navigate では PingFederate と Azure AD のみがサポートされています。
インストーラを使用して ThingWorx Foundation をインストールした後、ライセンスコンフィギュレータツールを実行して、ThingWorx Navigate の資格を付与する有効なライセンスを取得します。
ThingWorx Integration Runtime のアンインストール 
既存の ThingWorx Integration Runtime のインストールがある場合は、使用しているオペレーティングシステムに応じて、以下のテーブルの手順に従ってアンインストールします。
Windows
Linux
1. 「タスクマネージャー」で、「ThingWorx-IntegrationRuntime」サービスを停止します。
2. コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行します。
sc delete Thingworx-IntegrationRuntime
1. コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行します。
systemctl stop Thingworx-IntegrationRuntime
systemctl disable Thingworx-IntegrationRuntime
rm -f /etc/systemd/system/Thingworx-IntegrationRuntime.service
systemctl daemon-reload
Windchill の要件 
これらは、Windchill の要件です。
Windchill - サポートされているリリースの Windchill で、サポートされているバージョンの CPS を使用していることを確認してください。サポートされているバージョンと最小 CPS については、Release Advisor を確認してください。Release Advisor の使用方法については、このトピックの製品互換性情報のセクションを参照してください。
セキュリティを強化するため、ThingWorx Navigate のインストールを開始する前に、SSL を使用して Windchill サーバーを設定することをお勧めします。この方法については、Windchill Installation and Configuration Guide を参照してください。
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Windchill 認証を使用して ThingWorx Navigate を設定する場合は、インストールを開始する前に SSL を使用して Windchill サーバーを設定する必要があります。
Windchill ヘルプセンターのトピック「Windchill での TLS 1.3 のサポート」の「TLS 1.2 の有効化」のセクションに記載されている手順に従って、TLS 1.2 を有効にします。このコンフィギュレーションは、Windchill 接続が正常に機能するために、特に ThingWorx NavigateWindchill 認証で設定する際に必要です。
Windchill でのアップロードとダウンロードのリクエストを有効にするには、このアーティクルの手順に従って、オリジン間リソース共有 (CORS) を許可するように Windchill を設定する必要があります。WindchillThingWorx の両方が同じプロトコル (HTTP または HTTPS) を使用して設定されていることを確認します。PTC は、セキュア接続 (HTTPS) を使用することをお勧めします。
CORS を許可するように Windchill を設定すると、次のことが可能になります。
「問題を報告」タスクへの添付資料のアップロード。
Windchill の設定中に、ThingWorx の Web アドレスを使用して web.xml ファイル内の [ALLOWED_ORIGINS] パラメータを更新します。たとえば、https://ThingWorxHost:Port などです。
添付資料のダウンロード (「部品構造を表示」タスクの使用中に、Windchill レプリカボルトのみに存在するグラフィックファイルを取得するなど)。
電子署名機能の必要条件:
Windchill の要件: ThingWorx Navigate で電子署名を設定する前に、Windchill ヘルプセンターの「電子署名」のトピックに記載されている要件を満たしていることを確認します。シングルサインオンのコンフィギュレーションでは、「SSO コンフィギュレーションでの電子署名の検証」で説明されている追加の手順も実行する必要があります。
正しいデータが Windchill からフェッチされるようにするため、ThingWorx Navigate の言語の値が Windchill の値と一致していることを確認します。ThingWorx での言語の設定については、「ThingWorx でサポートされていない新しい言語の追加」を参照してください。
KeyStore および TrustStore ファイル 
ThingWorx Navigate を設定するには、KeyStore および TrustStore ファイルを作成しなければなりません。これらのファイルは、すぐに作成することも、コンフィギュレーションを開始する前に作成することもできます。詳細な手順については、ThingWorx Navigate の KeyStore および TrustStore ファイルの作成のトピックを参照してください。
必要なファイルは、選択した認証方法によって異なります。これらのトピックのいずれかに移動して、必要なファイルを確認してください。
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