固定認証での ThingWorx Navigate の設定
テスト用の簡単な設定が必要な場合、または ThingWorx Navigate の機能のデモを実施する場合は、固定認証を使用できます。
 | 本番環境では固定認証を使用しないでください。これは安全ではありません。 |
開始する前に
Windchill は SSL で設定することをお勧めしますが、必須ではありません。
固定認証を設定する前に、システムが以下の必要条件を満たしていることを確認してください。
• TrustStore ファイルが作成されている。このファイルを生成する手順はThingWorx Navigate の KeyStore および TrustStore ファイルの作成のトピックに記載されています。
• Windchill SSL 証明書 (証明書チェーン) が Apache Tomcat の Java TrustStore (cacerts/jssecacerts) ファイルにインポートされている。
• Windchill 接続情報の準備が完了している。
固定認証の設定
この画面では、まず Windchill サーバーの場所と Windchill 資格証明を指定します。
1. 「Windchill サーバーの URL」に、Windchill サーバーの情報を入力します。
◦ 単一の Windchill サーバーへの接続 - URL がフォーマット [http または https]://[windchill-host]:[windchill-port]/[windchill-web-app] に従っていることを確認します。
◦ クラスタ Windchill 環境への接続では、固定認証はサポートされません。
◦ 複数の Windchill システムへの接続では、固定認証はサポートされません。
2. 「Windchill ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
3. 「次へ」または「進む」をクリックします。
◦ Windchill が SSL で設定されている場合、次の手順に進みます。
◦ Windchill に対して HTTP プロトコルを使用している場合は、いつでも設定を完了できます。「サマリー: コンフィギュレーション設定」セクションを参照してください。
この画面で情報を入力する前に、Java keytool ユーティリティを使用して ThingWorx Navigate TrustStore ファイルを作成し、Windchill SSL 証明書を TrustStore ファイルにインポートします。
これで正しい TrustStore ファイルが準備できたので、次は「固定認証の設定」画面に情報を入力します。
1. 「TrustStore ファイル」の横にある 
をクリックし、ThingWorx TrustStore ファイルの場所をブラウズします。
をクリックし、ThingWorx TrustStore ファイルの場所をブラウズします。Windchill SSL 証明書が TrustStore ファイルにすでにインポートされていることを確認します。
2. 「パスワード」の横に、TrustStore ファイルのパスワードを入力します。
3. 「次へ」または「進む」をクリックします。「サマリー: コンフィギュレーション設定」ページが開きます。
サマリー: コンフィギュレーション設定
この画面では、設定を確認し、「設定」をクリックします。ThingWorx Navigate が設定されました。
設定完了
固定認証が設定されました。これで ThingWorx Navigate タスクが使用可能になりました。
1. 次のチェックボックスの片方または両方をオンにして、そのプログラムを開きます。
◦ ThingWorx Navigate を開きます。
◦ ThingWorx Composer を開きます。
2. 「閉じる」をクリックします。
 | 設定が失敗した場合は、「ログファイルを開く」チェックボックスをオンにして、発生した問題の詳細をログファイルで確認します。 |
次の手順
ThingWorx Navigate がインストールおよびライセンス付与され、基本設定が完了しました。
これで ThingWorx Navigate タスクが使用可能になりました。サインインするには、ThingWorx 管理者のユーザー名とパスワードを使用する必要があります。