変換
変換キーワードを関数に適用すると、PTC Mathcad は関数が次の表の「関数」列に示すデフォルトの独立変数を持つと予測します。関数が異なる独立変数を持つ場合、コンマに続けて変数の名前を入力する必要があります。PTC Mathcad により変換後の関数が返ります。そのデフォルトの変数が「変換後の関数」列にリストされています。
キーワード
変換
デフォルトの変数
関数
変換後の関数
fourier
フーリエ変換
t
ω
invfourier
逆フーリエ変換
ω
t
laplace
ラプラス変換
t
s
invlaplace
逆ラプラス変換
s
t
ztrans
Z 変換
n
z
invztrans
逆 Z 変換
z
n
関数のラプラス変換を求めます。
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独立変数 tlaplace 関数のデフォルトの変数なので、変数名を指定する必要はありません。上記の「変換後の関数」列に示すように、PTC Mathcad はデフォルトの変数 s を持つ変換後の関数を返します。
関数で別の独立変数が使用される場合 (x など)、laplace の後に変数を指定する必要があります。
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関数に 2 つ以上の変数がある場合、laplace の右側に関数の独立変数を入力します。
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変換後の関数のデフォルトの変数は、次のようにして変更できます。
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変換後の関数のデフォルトの変数を、元の関数で独立変数として使用することはできません。
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完全に簡素化されていない結果を返すには、変換キーワードの後に変更因子 raw を使用します。たとえば、ztrans の次の結果を比較します。
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ディラックのデルタ関数やヘビサイドのステップ関数などの piecewise 関数のラプラス変換を評価するには、別のパラメータがある場合、キーワード assume を使用してパラメータの符号を指定します。例:
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