XCF エクスポートの設定
> の順に選択し、「XCF エクスポート」アイコンをクリックします。「環境設定: XCF エクスポート」ページが開きます。
「環境設定: XCF エクスポート」ページ
ここでは「XCF エクスポート」に関する設定を次のように変えることができます。
• 「OK」をクリックすると、変更内容が保存されます。「キャンセル」をクリックすると、保存は行われずに「環境設定」ダイアログボックスが閉じます。
• 「元に戻す」をクリックすると、以前の設定に戻ります。
• 「初期設定」をクリックすると、すべての設定がデフォルト値にリセットされます。
符号化
エクスポートされる XCF に使用するテキスト符号化のタイプを選択します。通常は、システムが使用するものと同じテキスト符号化を使います。テキスト符号化はシステムでの表示結果に影響しますが、XCF のテキストコンテンツが影響を受けることはありません。初期設定は Unicode (UTF-8) です。
オブジェクトをバインド
「オブジェクト ID による」
ISO ファイルに含まれるオブジェクトの「ID」値によって ISO エレメントに関連付けられる bindByID XML エレメントを、XCF に作成します。ISO エレメントに対するオブジェクトの「ID」値は、「オブジェクト情報」ダイアログボックスで手入力する必要があります。これを行わないと、XCF の XML エレメントに対して bindByID XML エレメントが作成されません (空白または自動生成された「ID」値を伴う ISO エレメントは無視されます)。
bindByID エレメントの apsid 属性は、オブジェクトの「ID」値に一致します。
たとえば、 オブジェクトの「ID」が LINE_OBJECT-1 である ISO 直線エレメントの bindByID XML エレメントは、XCF では次のように表記されます。
<bindById apsid="LINE_OBJECT-1"/>
手入力されたオブジェクトの「ID」を伴う ISO テキストエレメントまたはコールアウトエレメントをエクスポートした場合、isodraw:textContent XML エレメントのほかに bindByID XML エレメントが作成されます。bindByID XML エレメントは、オブジェクトの「ID」によって、ISO ファイルのテキストエレメントまたはコールアウトエレメントに関連付けられます。
「オブジェクト名による」
ISO ファイルに含まれるオブジェクトの「名前」値によって ISO エレメントに関連付けられる bindByName XML エレメントを、XCF に作成します。ISO エレメントに対するオブジェクトの「名前」値は、「オブジェクト情報」ダイアログボックスで手入力する必要があります。これを行わないと、XCF の XML エレメントに対して bindByName XML エレメントが作成されません (空白のオブジェクトの「名前」値を伴う ISO エレメントは無視されます)。
bindByName エレメントの apstargetname 属性は、オブジェクトの「名前」値に一致します。
たとえば、Polygon-3 という「名前」の ISO 多角形エレメントの bindByName XML エレメントは、XCF では次のように表記されます。
<bindByName apstargetname="Polygon-3"/>
手入力されたオブジェクトの「名前」を伴う ISO テキストエレメントまたはコールアウトエレメントをエクスポートした場合、XCF には isodraw:textContent XML エレメントのほかに bindByName XML エレメントが作成されます。bindByName XML エレメントは、オブジェクトの「名前」によって、ISO ファイルのテキストエレメントまたはコールアウトエレメントに関連付けられます。
「オブジェクトタイプによる」
(初期設定) ISO ファイルに含まれるオブジェクトの「ID」値によって ISO エレメントに関連付けられる grobject XML エレメントを、XCF に作成します。ISO エレメントに対するオブジェクトの「ID」値は、「オブジェクト情報」ダイアログボックスで手入力することも、また自動生成することもできます (空白のオブジェクトの「ID」値を伴う ISO エレメントは無視されます)。
grobject エレメントの apsid 属性は、オブジェクトの「ID」値に一致します。
たとえば、オブジェクトの「ID」が AUTOID_1234 である ISO 長方形エレメントの grobject XML エレメントは、XCF では次のように表記されます。
<grobject apsid="AUTOID_1234"/>
ISO コールアウトエレメントをエクスポートした場合、XCF には isodraw:textContent XML エレメントのほかに grobject XML エレメントが作成されます。grobject XML エレメントは、オブジェクトの「ID」によって、ISO ファイルのコールアウトエレメントに関連付けられます。
手入力されたオブジェクトの「ID」を伴う ISO テキストエレメントをエクスポートした場合、XCF には isodraw:textContent XML エレメントのほかに grobject XML エレメントが作成されます。grobject XML エレメントは、オブジェクトの「ID」によって、ISO ファイルのテキストエレメントに関連付けられます。オブジェクトの「ID」値が空白の場合、または自動生成された場合は、ISO テキストエレメントに対して grobject XML エレメントは作成されません。
WebCGM でないエレメント
「無視」
(初期設定) Arbortext IsoDraw のデフォルトのネームスペースである http://www.ptc.com/isodraw/7.0/、および接頭語である isodraw を使用します。
たとえば、
xmlns:isodraw="http://www.ptc.com/isodraw/7.0/"
のようになります。
WebCGM でない各 ISO エレメントがエクスポートされると、XCF に grobject、bindbyName、または bindByID のいずれかの XML エレメントが作成されます。XML エレメントの名前は、現在選択されている「オブジェクトをバインド」オプションに基づきます。
WebCGM でないテキストまたはコールアウト ISO エレメントがそれぞれエクスポートされると、XCF に isodraw:textContent XML エレメントが作成されます。
「ネームスペースを使用してエクスポート」
ネームスペースの接頭語、ならびにネームスペースに対して入力された「接頭辞」および「URI」の値を使用します。
WebCGM でない各 ISO エレメントがエクスポートされると、XCF に XML エレメントが作成されます。XML エレメントの名前は、ユーザー定義のネームスペースである「URI」における object-info XML エレメントの定義に基づきます。ユーザー定義のネームスペースにおいて、関連付けごとに個別の object-info XML エレメント名が存在する場合、XML エレメントの名前は、現在選択されている「オブジェクトをバインド」オプションに基づきます。
WebCGM でないテキストまたはコールアウト ISO エレメントがそれぞれエクスポートされると、XCF に prefix:textContent XML エレメントが作成されます。この prefix は、ユーザー定義のネームスペースの「接頭語」の値です。
| XML コンパニオンファイルは、 WebCGM 2.0 ドキュメントオブジェクトモデル (DOM) の一部です。 Arbortext IsoDraw ファイルは WebCGM に準拠しており、WebCGM オブジェクトと WebCGM でないオブジェクトの両方を含むことができます。同様に、ISO ファイルからエクスポートされた XML コンパニオンファイルは、WebCGM オブジェクトと WebCGM でないオブジェクトの両方のオブジェクト情報を含むことができます。 |
XCF ファイルに WebCGM でないコンテンツを追加する場合、そのコンテンツには個別のネームスペースを与える必要があります。このネームスペースは、XCF ファイルに追加された WebCGM でないテキストコンテンツと、XCF ファイルに含まれる WebCGM コンテンツを区別します。
テキストコンテンツ
「エクスポートしない」
(初期設定) エクスポートした XCF に isodraw:textContent XML エレメントを作成しません。
「すべてエクスポート」
ソース ISO ファイルのすべての ISO テキストエレメントおよびコールアウトエレメントについて、エクスポートした XCF に isodraw:textContent XML エレメントを作成します。
「コールアウト以外すべてをエクスポート」
ソース ISO ファイルの各 ISO テキストエレメントに対して、エクスポートされる XCF に isodraw:textContent XML エレメントを作成します。ただし、ISO コールアウトエレメントに対しては作成しません。