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キープロパティ (オペレーション KPI 構築ブロック)
以下のセクションには、オペレーション KPI 構築ブロック内のキープロパティがリストされています。
PTC.OperationKPI.AutomationEventsModelLogic_TS Thing Shape プロパティ
次に示す PTC.OperationKPI.AutomationEventsModelLogic_TS Thing Shape のプロパティは、データオートメーション用に設定された各先導作業ユニットに対して設定されるリモートプロパティです。これらのプロパティは、Kepware などのデータソースからデータを受信します。
PTCAvailabilityEventFaultCode - 受信した可用性イベントの障害コードに対して、リモートバインド経由で供給されるオートメーションプロパティ。
PTCJobOrderID - ジョブオーダー ID 値に対して、リモートバインド経由で供給されるオートメーションプロパティ。
PTCLastAutomationProcessedValues - 最後に処理されたスクラップおよび生産カウンタの値を追跡するオートメーションプロパティ。これらの値は内部で計算され、ロールオーバーカウンタにのみ使用されます。このプロパティは、PTC.OperationKPI.AutomationLastProcessedValues_DS データシェイプを使用するインフォテーブルです。
PTCMaterialMasterID - 新しいジョブオーダーの材料要件を作成すべきか、または中止すべきかを示す材料マスター ID 値に対して、リモートバインド経由で供給されるオートメーションプロパティ。
PTCProductionCount - 生産数イベントに対して、リモートバインド経由で供給されるオートメーションプロパティ。
PTCScrapEventProperties - 受信したスクラップコードのオートメーションプロパティに対する、ユーザー定義の情報テーブル行。
PTCTargetQuantity - ジョブオーダーの材料要件のターゲット数量に対して、リモートバインド経由で供給されるオートメーションプロパティ。
これらのデータオートメーションプロパティと PTCScrapEventProperties プロパティの設定法の詳細については、データオートメーションの設定を参照してください。
次に示す PTC.OperationKPI.AutomationEventsModelLogic_TS Thing Shape のプロパティを使用して、データオートメーション動作の設定と微調整を行うことができます。
PTCAutomationBatchMaxRowsLimit - プロパティごとに、およびバッチイテレーションごとに、値ストリームからクエリーすべき行数を指定します。
PTCAutomationLagToNow - イベント処理時に現在の時刻から遅延させるべき秒数を指定します。デフォルトは 5 秒に設定されています。
PTCEnableAutoSetMachineStatusToRunning - マシンがダウン理由カテゴリに入っており、かつ Kepware との接続が 15 分以上失われている場合、それに対する特定のエッジケースを処理するためのプロセスを指定します。可能性として考えられるのは、15 分後にマシンは実行中の状態に戻っているが、15 分より前の古いデータは無視されるので、オートメーションから新しい理由を受信するまでは、マシンはダウン理由カテゴリから抜け出せないという状態です。デフォルトは true に設定されています。
PTCIsProductionCountRollover - 生産カウンタがロールオーバー値と絶対値のどちらであるかを指定します。
PTCIsScrapCountRollover - スクラップカウンタがロールオーバー値と絶対値のどちらであるかを指定します。
PTCJobOrderIDNullValue - どのジョブオーダーも実行中であってはならないことを示す値を表します。デフォルトは -1 に設定されています。
PTCMaterialMasterIDNullValue - 現在のところ実装されていません。
PTCMaxNumberOfAutomationMessages - PTCAutomationMessage に保持すべきメッセージの最大数。デフォルトは 10 に設定されています。
PTCMaxTimeAllowedDisconnected - 切断された状態の先導作業ユニットを、実行中の状態に戻すことが許容される時間の長さを指定します。また、プロパティ値イベントが値ストリームから処理されなくなるときの開始時間を指定します。
PTCProductionCountResetValue - 自動スクラップ数プロパティのリセット値を指定します。
PTCProductionRolloverCounter - 生産数に対して、ロールオーバーを発生させる必要があるときの値。
PTCScrapCountResetValue - 自動スクラップ数プロパティのリセット値を指定します。
PTCTargetQuantityResetValue - 自動ターゲット数量プロパティのリセット値を指定します。
PTC.OperationKPI.ExecutionModelLogic_TS Thing Shape プロパティ
PTC.OperationKPI.ExecutionModelLogic_TS Thing Shape には、以下のキープロパティがあります。
PTCAutomationMessage - メッセージの PTCAutomationMessage インフォテーブルプロパティに、新しいメッセージを追加します。プロパティ内のメッセージの数は、PTCMaxNumberOfAutomationMessages プロパティによって管理されます。
PTCLastProcessedEventTimestamp - 最後に処理されたイベントのタイムスタンプ。
PTC.OperationKPIImpl.DatabaseUtility_TT Thing Template のプロパティ
PTC.OperationKPIImpl.DatabaseUtility_TT Thing Template には、次のキープロパティがあります。
jobOrderLookBackRange - 実行中のジョブオーダーを見つけるためにシステムが遡る日数を指定します。値が負の場合、日数にかかわらず実行中のすべてのジョブオーダーが返されます。デフォルト値は -1 です。
PTC.OperationKPIImpl.SQLThingUtility_TT Thing Template のプロパティ
PTC.OperationKPIImpl.SQLThingUtility Thing には、次のキープロパティがあります。
minEventAgeInDays - イベントを見つけるためにシステムが遡る日数を指定します。デフォルト値は 14 です。PTC は、DPM にデータが事前設定された後に、値をリセットしないことをお勧めします。
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