アクションの表示
アクションを表示するには、アクションリストでアクションを選択し、「アクションを表示」をクリックします。アクションの詳細ページがビューモードで開きます。このページには、選択した設備のフルパス、作成日、アクションのタスク、「時間損失のトレンド」チャートを含む、アクション情報が表示されます。
アクションを表示しているときに、次のアクションを実行できます。
• 「削除」をクリックして、アクションを削除します。
「時間損失のトレンド」チャートには、アクション期間の日付範囲にわたり、アクションに設定された設備と損失理由に関連する日々の損失時間が表示されます。そのアクションに選択された設備が作業拠点の場合、これは、作業拠点の任意の作業ユニットによって引き起こされた、選択した損失理由を持つすべてのイベントの合計です。そのアクションに選択された設備が作業ユニットの場合、これは、選択した損失理由を持つ、選択された作業ユニットからのすべてのイベントの合計です。
理由ツリーで、選択した損失理由に子ノードがある場合、選択した損失理由およびすべてのその子理由を対象に、損失時間が集計されます。
 | 「時間損失のトレンド」図に表示されるデータには、そのイベントの損失カテゴリと損失理由が、アクションの「損失理由」として選択された損失カテゴリおよび損失理由と一致しているアクション期間中の、選択した設備に関するすべての損失イベントからのデータが含まれます。これらの損失イベントのイベントカテゴリは、このチャートでは考慮されません。 これはパフォーマンス分析で示されているトレンド図とは異なります。これらのトレンド図には、ウォーターフォールズ図とパレート図を移動してそのトレンド図に到達するまでに選択したイベントカテゴリ、損失カテゴリ、および損失理由と一致するすべての損失イベントのデータが表示されます。 |
日々のデータポイントがチャートにプロットされます。データポイントは、現在の日付以前で、選択した設備と損失理由について生産と時間損失のデータが存在しない日については 0 でプロットされます。
「ベースライン」値と「ターゲット (時間/日)」値の差は、チャートに水平線として表示されます。
チャートには、アクションに関連する次の主要業績評価指標 (KPI) も表示されます。
• 「ベースライン」 - 1 日あたりの時間数で測定される、改善したいベースラインの時間損失。これは、「ベースラインの日付範囲」に対して計算された、毎日の損失時間の平均値です。この値は、チャート自体にも灰色の水平線として表示されます。
• 「現在の損失時間」 - 選択した設備と損失理由に対する前日の損失時間。1 日は、現在のユーザーのタイムゾーンで、午前 0 時から午前 0 時までの 24 時間です。前日に損失時間がない場合、この値は 0 と表示されます。
• 「節約時間の合計」 - アクションの開始以降に節約された損失時間の合計。これは、アクション期間の開始以降での、日々のベースラインと実際の損失時間の合計との差分の合計として計算されます。アクション期間の開始時間と終了時間の両方が過去である場合、節約時間の合計は、アクション期間全体に対して計算されます。アクション期間の開始時間が過去のもので、終了時間が未来のものである場合、節約時間の合計は、開始時間から現在の日まで計算されます。アクション期間の開始時間と終了時間の両方が未来のものである場合、この値は計算されません。
• 「ベースライン OEE」 - 「ベースラインの日付範囲」の日数にわたって作業拠点に対して計算された平均 OEE。作業ユニットに対してアクションを実行する場合、これは作業ユニットが属する作業拠点に対して計算された値です。
• 「現在の OEE」 - 選択された損失理由による損失時間が発生した作業拠点に対して計算された前日の OEE。前日またはそれ以前に生産データが存在しなかった場合、このフィールドには、最後の 31 日間のうち、生産データが存在する最も近い日の OEE が表示されます。1 日は、現在のユーザーのタイムゾーンで、午前 0 時から午前 0 時までの 24 時間です。作業ユニットに対してアクションを実行する場合、これは作業ユニットが属する作業拠点に対して計算された値です。
• 「アクション期間」 - アクションの期間の合計日数と、「時間損失のトレンド」チャートに表示される日付範囲。
「ベースライン OEE」と「現在の OEE」の計算式は次の式になります: [有効時間 / (計画生産時間 + 計画外の生産時間)] * 100