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作業定義のクローン作成とキャッシュ
クローン作成では、作業定義のコピーが作成されます。それには、すべての子作業定義および関連するエンティティ (材料、制御特性、関連ドキュメント、関連イラストレーションなど) が含まれます。クローンのコピー元である作業定義は、"キャッシュされた" 作業定義と呼ばれます。
作業定義は 1 つのジョブオーダーにしかリンクできないため、クローンを作成すると他のジョブオーダーにリンクできるコピーを作成できます。作業定義の複数のインスタンスが必要な場合は、同じ作業定義の複数のコピーを 1 つのジョブオーダーにリンクすることもできます。
作業定義をインポートしたら、ソースシステムでそれが更新されていない限り、再度インポートする必要はありません。必要に応じて、何度でもクローンを作成できます。
作業定義のクローンを作成すると、すべての子作業定義と関連するエンティティがコピーされます。いずれかのエンティティにカスタムプロパティが追加されている場合、それらのプロパティもコピーされます。一連の作業指示のルートレベルの作業定義であるか、一連の作業指示内の子作業定義であるかにかかわらず、任意の作業定義のクローンを作成できます。クローンが作成される作業定義のすべての子が、すべての関連するエンティティとともにコピーされます。
作業定義のクローン作成
作業定義のクローンを作成するには、次の手順を実行します。
1. デフォルトの生産オーダーマネージャ (PTC.SCA.SCO.DefaultProductionOrderManager) に移動します。
2. 「サービス」で、CloneWorkDefinition サービスを起動します。このサービスは、リポジトリ内の任意のバイナリファイルを含む、作業定義およびすべての関連エンティティのクローンを作成するのに必要な関連するサービスを呼び出します。
3. サービス入力として、クローンを作成する作業定義の UID を入力します。
4. 「実行」をクリックします。サービス出力には、クローン作成の対象となるルート作業定義が表示されます。サービスが失敗した場合、データベースに追加されたすべてのエントリと、ファイルリポジトリに追加されたすべてのバイナリファイルが除去されます。
元の作業定義の UID を SourceWorkDefinitionUID として指定することで、クローンが作成された作業定義に対して、作業定義メタデータエントリが自動的に作成されます。クローンに子作業定義がある場合は、クローンが作成された最上位の作業定義に対してのみ、作業定義メタデータエントリが作成されます。
作業定義のキャッシュ済みとしてのマーク
作業定義をキャッシュされているものとしてマークするには、その作業定義に対して作業定義メタデータエントリを作成するか、そのエントリがすでに存在する場合はそれを更新します。その IsCached 値を true に設定します。作業定義のクローンが作成されるようにするには、その作業定義のいずれかの作業定義メタデータエントリで、IsCached 値が true である必要はありません。
詳細については、作業定義メタデータの使用を参照してください。
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