プローブについて
プローブを使用すると、ツールまたは形状をスナップする必要があるシート上の位置を正確に示すことができます。プローブがスナップするシート上のオブジェクトは、プローブ指定子のタイプごとに異なります。たとえば、グリッドプローブを使用すると、ラインをグリッドにスナップできます。一方、交差プローブを使用すると、ラインを 2 本の別のラインの交点にスナップできます。
「自動プローブ」(Auto Probe) はデフォルトのプローブです。デフォルト値を変更するには、「設計」(Design) をクリックし、「デフォルトプローブ」(Default Probe) の横にある矢印をクリックして、プローブをクリックします。
「グリッドプローブ」(Grid Probe) - グリッドがアクティブでない場合も、最も近いグリッド交点にスナップします。
「自動プローブ」(Auto Probe) - 次の 6 つのプローブのいずれかを、ここに示す順で自動的に選択することによって、シート上の点にスナップします: 「近接プローブ」(Near Probe)「交差プローブ」(Intersection Probe)「垂線プローブ」(Perpendicular Probe)「接線プローブ」(Tangent Probe)「セグメントプローブ」(Segment Probe)「自由プローブ」(Free Probe)。たとえば、ポインタの半径内に点があれば、「近接プローブ」(Near Probe) が使用されます。半径内に点がない場合は、次の種類のプローブが選択されます。最初の 5 種類のプローブが使用できなければ、「自由プローブ」(Free Probe) が使用されます。
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ラインが密集した領域にポインタがあると、「自動プローブ」(Auto Probe) によって正しい結果が生成されないことがあります。その場合は、目的の領域をズームインして、正しいプローブタイプが使用されていることを確認してください。
「自由プローブ」(Free Probe) - シート上の現在のポインタ位置にある点にスナップします。グリッドがアクティブな場合、自由プローブは最も近いグリッド交点にスナップします。
「交差プローブ」(Intersection Probe) - 最も近い 2 つのラインの交点にスナップします。
「近接プローブ」(Near Probe) - グラフィックス要素上の最も近い点にスナップします。
「セグメントプローブ」(Segment Probe) - 選択したグラフィックス要素上の最も近い点にスナップします。
「垂線プローブ」(Perpendicular Probe) - 90°の角度で最も近いラインセグメントにスナップします。ラインを作成または編集するときに使用できます。
「中心プローブ」(Center Probe) - 最も近い円の中心にスナップします。円弧の場合、中心点は円弧の端点における接線に対する 2 本の垂線の交点として定義されます。垂線が円弧の内側で交差しない場合は、中心点の位置は見つかりません。
「中間プローブ」(Mid Probe) - ポインタに最も近い直線セグメントまたは曲線セグメントの中間にスナップします。
「接線プローブ」(Tangent Probe) - 最も近くにある円弧または円上に新しい点を作成します。新しい点と最初の点を結ぶラインセグメントは、円弧または円に正接します。ラインを作成または編集するときにのみ使用できます。
「最新の点プローブ」(Last Probe) - 描画された最新点にスナップします。
「データムプローブ」(Datum Probe) - 選択したオブジェクトの最初のデータム点にスナップします。