ファイバースタブのインスタンス化について
接続ポート間に接続ラインが作図されていないファイバーのことを、ファイバースタブと呼びます。ファイバースタブのインスタンス化には、「ヌルライン」(Null line) という線種を使ったファイバー形状が必要です。
標準のインスタンス化ツールを使用してファイバー形状をインスタンス化すると、ファイバーの個々のファイバー形状が配置されます。それぞれのファイバー形状はファイバー上のポートを表します。ただし、ポート間の結合セグメントを表すものはありません。
デフォルトでは、インスタンス化ツールは以下のように機能します。
最初のクリック - 2 つのポートと単一セグメントを持つ 1 つのファイバーが作成され、シート上に最初のポートを表すスタブ形状が配置されます。
第 2 クリック - 第 2 のポートを表す第 2 のスタブ形状が作成されます。
第 3 クリック - 2 つのポートと単一セグメントを持つ新しいファイバーが作成されます。
第 4 クリック - 第 2 のポートを表す第 2 のスタブ形状が配置されます。
「新しいインスタンス」(New Instance)「同じインスタンス」(Same Instance) コマンドを使用してファイバーをインスタンス化するとき、ファイバーの末端の一方しか配置できませんが、たとえば、2 つのセグメントを持つファイバーを作成すると 3 つのポートすべてを配置できます。