「CID から WID」の設計の作成について
回路相互接続ダイヤグラム (CID) は、詳細な配線相互接続ダイヤグラム (WID) の回路の概要を表した図です。詳細な回路ダイヤグラムを作成した後、ツールやレポートを使用して、すばやく配線ダイヤグラムの構成部品をインスタンス化したり、ファイバーをルーティングしたりできます。
「CID から WID」の設計においては、次の特有の用語が定義されています。
構成部品 - ランプやスイッチなどの 1 つ以上の電気接続を持つ電気装置。設計では、タイプが COMPONENT となります。構成部品は、ブロックまたはグループにすることができます。
コネクタ - ハーネスの、構成部品または別のコネクタに接続する部分。構成部品のサブタイプであり、設計ではタイプが COMPONENT!CONNECTOR となります。コネクタは、ブロックまたはグループにすることができます。
合致 - ポートどうしを接続できるように、構成部品およびコネクタの 1 つ以上のポートが整列されていること。
完全合致 - すべての必要なコネクタが構成部品に合致していること。
配線ダイヤグラムでは、構成部品はコネクタに合致させられます。デフォルトで、構成部品を配置すると、すぐに一致するコネクタを配置するように求められます。
回路ダイヤグラムで回路を選択することによって、配線ダイヤグラムでファイバーがルーティングされます。配線ダイヤグラムは、グラフィックウィンドウに自動的に表示されます。回路ダイヤグラム内の回路を削除すると、対応する配線ダイヤグラムの配線を削除するように求めるプロンプトが表示されます。