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干渉検出のタイプの設定
以下のいずれかの干渉検出のタイプ、またはその組み合わせを選択できます。
「干渉」(Interference)
「干渉」(Interference)「コンタクト」(Contact)
「干渉」(Interference)「コンタクト」(Contact)「クリアランス」(Clearance)
* 
新規の照会では計算方法として「ボリュームベースの許容範囲」(Volume-based tolerance) が自動的に使用されます。
「侵入ベースの許容範囲」(Penetration-based tolerance) を使用して計算された以前のレポートの読み込みや再計算も引き続き実行できますが、将来のリリースではこれはサポートされなくなります。
以前のレポートを新しいレポートと比較した場合、結果が不正確になることがあります。
「侵入ベースの許容範囲」(Penetration-based tolerance) を使用して計算されたレポートを開く方法については、干渉検出照会を実行するにはを参照してください。
ボリュームベースの許容範囲の値
干渉検出のタイプ
許容範囲のデフォルト値
単位 (例)
「干渉」(Interference)
「許容可能なボリューム」(Tolerable Volume) = 0
mm³
「コンタクト」(Contact)
「許容可能な距離」(Tolerable Distance) = 0
mm
「クリアランス」(Clearance)
「必要なクリアランス」(Required Clearance) = 1
mm
* 
許容範囲値ボックスで、干渉検出のタイプをマッチングします。
すべての値は 0 以上でなければなりません。
「必要なクリアランス」(Required Clearance) の値は「許容可能な距離」(Tolerable Distance) の値より大きくなければなりません。
入力アイテムに固有の「クリアランス」(Clearance) 値を指定できます。詳細については、入力リストおよび除外リストを作成するにはを参照してください。
侵入ベースの許容範囲の値
干渉検出のタイプ
許容範囲のデフォルト値
干渉検出の値
「干渉」(Interference)
「許容可能な侵入」(Tolerable Penetration) = 0
「コンタクト」(Contact)
「許容範囲」(Tolerance) = 0
「クリアランス」(Clearance)
「必要なクリアランス」(Required Clearance) = 1
* 
許容範囲値ボックスで、干渉検出のタイプをマッチングします。
「許容可能な侵入」(Tolerable Penetration) の値は 0 以上である必要があります。
値が対称なので、+/- 記号が「許容範囲」(Tolerance) の値のプレフィックスとして表示されます。 
「必要なクリアランス」(Required Clearance) の値は「許容範囲」(Tolerance) の値より大きくなければなりません。
ボリュームが利用不可の干渉レポートの変更
干渉ボリュームが計算されていない場合、「利用不可」(Unavailable) が返されます。これは「正確」(Accurate) モードで行われた計算と「近似」(Approximate) モードで行われた計算の両方に当てはまります。「利用不可」(Unavailable) インスタンスが作成されるのを回避し、干渉レポートのサイズを小さくするため、Creo View を実行する前に、以下の環境変数を設定できます。
set PVIEW_CLASH_NO_VOLUME=ignore - このような干渉はレポートされません。
set PVIEW_CLASH_NO_VOLUME=contact - このような干渉は「コンタクト」として分類されます。
* 
異なる環境変数を使用して作成された結果を比較する場合、その結果が自分の用途に適していることを確認する必要があります。
この環境変数が contact に設定されているときに、干渉だけを計算した場合、計算されなかった干渉はレポートされません。
この環境変数は Creo View を実行する前に設定します。