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破断した構成部品について
破断した構成部品とは、2 つ以上の同様の機能を持つパッケージのことです。パッケージは基板上の単一の物理オブジェクトですが、対応する回路図ビューでは各機能が別々のシンボルインスタンスとして 1 つまたは複数のシートに表示されます。設計内で破断した構成部品になり得るオブジェクトの例は、次のとおりです。
マルチゲートパッケージ
抵抗ネットワーク
PCB レイアウトビューでは、パッケージは参照指定子を持ちます。たとえば、U1 のようになります。回路図ビューでは、各機能シンボルが同じ参照指定子を持つことも、各シンボルがプライマリ参照指定子に由来する一意な参照指定子を持つこともあります。たとえば、U1–AU1–B などです。破断した構成部品の サブ構造枠での表示は、参照指定子によって次のように異なります。
同じ参照指定子 - パッケージに最上位インスタンスが 1 つあります。それを展開して、すべてのシンボルインスタンスを表示できます。
一意の参照指定子 - 各参照指定子がインスタンスを持ちます。
インスタンスのシート番号が中括弧 ({}) の中に表示されます。部品表 (BOM) では、破断した構成部品は 1 回のみ表示され、参照指定子名に接尾辞が付いている場合は省略されます。破断した構成部品は相互選択できます。