相互選択モード
「相互選択モード」(Cross-Selection Mode) では、開いている複数のビューで同時にオブジェクトを選択できます。アクティブビューで 1 つ以上のオブジェクトを選択すると、そのオブジェクトは受信側ビューでも自動的に選択されます。MCAD 部品または ECAD オブジェクトを相互選択するか、ECAD-MCAD コラボレーションで相互選択を使用できます。開かれてセッションに読み込まれているビューから、1 つまたは複数の受信側ビューを登録できます。
• PCB レイアウト
• 回路図
• MCAD モデル
デフォルトでは、受信側ビューは選択内容の中心に調整されますが、選択項目へのズームを選択することもできます。アクティブビューは変更されません。受信側ビューでオブジェクトが見つからない場合は、ダイアログボックスに詳細情報が表示され、下部データパネルの
「メッセージ」(Messages) 枠にメッセージが表示されます。
回路図フィギュアでの一致データの相互選択について
3D イラストレーションと回路図フィギュア間で一致するデータを相互選択できます。詳細については、
3D フィギュアと回路図フィギュアで一致データを相互選択するにはを参照してください。
MCAD 部品の相互選択
「外部コミュニケーション」(External Communication) オプションをアクティブ化すると、受信側ビューに Creo View のその他の開いているセッションを含めることが可能です。相互選択できるのは部品のみです。
ECAD オブジェクトの相互選択
「外部コミュニケーション」(External Communication) オプションをアクティブ化すると、受信側ビューに Creo View および Creo Parametric のその他の開いているセッションを含めることが可能です。Creo View のその他のセッションで選択された項目を受信するには、それらのセッションでも「外部コミュニケーション」(External Communication) オプションがアクティブ化されている必要があります。
「外部コミュニケーション」(External Communication) がアクティブな場合、Creo View を使用して次の情報を読むこともできます。
• Creo View ECAD Validate からのメッセージ
• Creo Parametric からの変更解決案情報
Creo View で「外部コミュニケーション」(External Communication) がアクティブ化されている場合、Microsoft Excel スプレッドシートからアイテムを相互選択できます。Creo View のインストールに含まれているマクロを追加してから、カスタムツールを使用してコンポーネントを相互選択します。Creo View で生成された次のタイプのレポートとアイテムを相互選択できます。
レポートタイプ | 相互選択可能なコンポーネント |
「オブジェクト特有」(Object-specific) - コンポーネント | コンポーネント名 |
「オブジェクト特有」(Object-specific) - ネット | ネット名 ネットのプロパティ |
「オブジェクト特有」(Object-specific) - テストポイント | テストポイント名 |
Cadence Allegro からの制約解析など、同様の構造化データを含むその他のレポートからも相互選択できます。
• ピン番号
• ピンペア
• ネット
• XNet
• バス
• ピンペアレポート