干渉検出 > ダイナミック干渉検出 > ダイナミック干渉検出について
  
ダイナミック干渉検出について
アニメーションで、部品やアセンブリのダイナミック干渉を検出できます。ダイナミック干渉検出の使用例のいくつかを次に示します。
スパークプラグやエンジンなどのサービス部品を除去する際のパスを解析する。
一般的なアセンブリ/分解プロセスを計画する。
ダイナミック干渉検出機能へのアクセス権は、お使いの Creo View のエディションおよびインストールされているライセンスによって異なります。
Creo View の設定
ダイナミック干渉検出の機能
次のライセンスが両方ある Creo View:
干渉検出
アニメーション
ダイナミック干渉照会の実行
ダイナミック干渉の結果表示
レポートの生成とエクスポート
ダイナミック干渉の結果の再生
上記のライセンスが 1 つある、またはいずれのライセンスもない Creo View
Creo View Lite
再生のみ
干渉検出に関する一般的な情報については、干渉検出についてを参照してください。以下では、ダイナミック干渉の計算と検査について説明します。
ダイナミック干渉の計算
ダイナミック干渉は「近似」(Approximate) モードを使用して計算します。このタイプの計算の詳細については、計算モードのオプションを参照してください。計算にボディを追加したりボディを除外したりできます。結果のタイプごとに、色分けされたハイライトや透明度も設定できます。
干渉がある可動ボディ
干渉がある静的ボディ
干渉がないボディ
* 
透明度を設定してから、上記の 1 つ以上のタイプのボディにその透明度を適用できます。
干渉の計算には、表示されている部品のみが含まれます。
ダイナミック干渉の結果の表示と検査
ダイナミック干渉は、「Creo View オプション」(Creo View Options) ダイアログボックスで定義されている外観でアニメーションに表示されます。可動アセンブリ内の 1 つ以上の部品に干渉がある場合、そのアセンブリ全体が干渉として表示されます。
下部データパネルの 「キーフレームエディタ」(Keyframe Editor) 枠に、各ダイナミック干渉の干渉トラックも追加されます。これらのトラックを使用して、グラフィック領域と構造ツリーで対応する部品を選択できます。1 つ以上の干渉トラックにコメントを追加すると、それがトラックのツールヒントとして表示されます。新しい静的ビューで任意の干渉トラックを開き、静的干渉検出照会を実行して結果を分析します。
時系列結果レポートをエクスポートできます。