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差込図のコンポーネント
差込図には、フォーカス、引出線、差込図イメージ (簡単には "差込図")、およびキャプションという 4 つのコンポーネントがあります。各コンポーネントは次のとおりです。
1. フォーカス
2. 引出線
3. 差込図イメージ
4. キャプション
各コンポーネントの詳細については、後述のセクションを参照してください。
フォーカス
フォーカスとは、差込図イメージに表示されている内容を定義する囲まれた領域です。これには次のプロパティがあり、次のように動作します。
フォーカスは、その外観プロパティに応じて表示することも非表示にすることもできます。
フォーカスには選択可能な形状をしたオプションの境界があります (差込図イメージの形状と同様)。
フォーカスはロックすることもロック解除することもできます。
ロックすると、フォーカスはカメラとともに移動し、その元の位置が 3D シーンに残ります (例: フォーカスビュー)。
ロック解除すると、フォーカスは常に正面を向き、位置やサイズを変更できるよう、またオプションでその外観プロパティを編集できるよう選択済みになります。フォーカスがロック解除されたときに、フィギュアをリセットしてフォーカスビューにすることもできます。
引出線
引出線とは、差込図をフォーカスに接続する直線またはスイープ矢印です。これには次のプロパティがあり、次のように動作します。
引出線の先端はフォーカスに固定されているので、引出線はフォーカスとともに移動します。
引出線のベースは差込図イメージに固定されています。差込図イメージを移動すると、引出線も移動します。
引出線の表示をフォーカスの表示に基づいてフィギュアごとに設定できます。
引出線の外観プロパティは、フォーカスや差込図イメージの外観プロパティとは別に編集できます。
差込図イメージ
差込図イメージにはフォーカスによって囲まれた領域が表示されます。これには次のプロパティがあり、次のように動作します。
差込図イメージには選択可能な形状をしたオプションの境界があります (フォーカスの形状と同様)。
差込図イメージの拡大率 (または縮小率) は、差込図とフォーカスの相対サイズによって異なります。フォーカスが差込図よりも小さい場合、差込図には拡大ビューが表示されます。フォーカスが差込図よりも大きい場合、差込図には縮小ビューが表示されます(フォーカスのサイズを変更するには、フォーカスをロック解除する必要があります)。
カメラを移動すると、差込図イメージは常に正面を向き、常にフォーカスビューが表示されます。
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差込図のイメージを変更するには、フォーカスビューを変更する必要があります。このためには、フォーカスのロックを解除して、その位置やサイズを変更しなければなりません。
差込図のサイズ、場所、および外観はフォーカスとは別に編集できます。
キャプション
キャプションは差込図のオプションのタイトルです。
キャプションは差込図の内側または外側に表示できます。
キャプションの位置とプロパティを定義できます。
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