結果のクエリー - Creo Ansys Simulation
Creo Ansys Simulation では次の種類のシミュレーションプローブが提供されており、シミュレーション検討でモデルの特定の位置における結果数量を表示するときに使用できます。
• シミュレーションクエリー - 検討の実行が完了した後で、シミュレーションクエリーを使用して、モデルの特定の点におけるアクティブな数量の結果を動的にクエリーできます。このタイプのプローブは、特定の結果がアクティブなときにのみアクティブになり、検討とともに保存されません。
• 定義済みシミュレーションプローブ - これらのプローブは検討を実行する前または実行した後に作成できます。これらは検討とともに保存され、シミュレーションツリーにシミュレーションオブジェクトとして表示されます。検討の結果数量ごとに複数のプローブを作成できます。
シミュレーションクエリーの使用
シミュレーションクエリーを作成して使用するワークフローを以下に示します。
1. シミュレーション検討を定義します。荷重、拘束条件、材料、およびその他のオプションのシミュレーションオブジェクトを検討に適用します。
2. シミュレーション検討を実行します。
3. シミュレーション検討の実行が完了した後、調べたい結果をシミュレーションツリーから選択し、
をクリックしてアクティブ化します。
をクリックしてアクティブ化します。4. 結果ミニツールバーの 
をクリックして「シミュレーションクエリー」(Simulation Query) ダイアログボックスを開き、プローブモードに入ります。このモードでは、モデル上のさまざまな点を選択すると、アクティブな結果数量の値が動的に更新されます。
をクリックして「シミュレーションクエリー」(Simulation Query) ダイアログボックスを開き、プローブモードに入ります。このモードでは、モデル上のさまざまな点を選択すると、アクティブな結果数量の値が動的に更新されます。5. アクティブな結果を表示するモデル上の点を選択します。グラフィックウィンドウで、選択した点における結果の値がモデルに表示されます。
6. クエリーを保存するには、「保存」(Save) をクリックします。プローブ作成ダイアログが起動され、そこでクエリーを保存できます。
7. 「閉じる」(Close) をクリックしてプローブモードを終了します。
定義済みシミュレーションプローブの使用
定義済みプローブは、シミュレーション検討を実行する前または実行した後で定義できます。アクティブな検討に定義済みプローブを定義して使用するワークフローを以下に示します。
1. 
「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) をクリックして、「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) ダイアログボックスを開きます。
「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) をクリックして、「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) ダイアログボックスを開きます。「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) ダイアログボックスは、「シミュレーションクエリー」(Simulation Query) ダイアログボックスで「保存」(Save) をクリックしたときにも開きます。
2. 「結果タイプ」(Results type) リストから、プローブを作成する結果のタイプを選択します。リストで使用できる結果のタイプは、アクティブな検討のタイプによって異なります。
3. 結果数量の単位を選択するか、デフォルトをそのまま使用します。
4. 「プローブタイプ」(Probe type) リストから、以下のいずれかの結果成分を選択します。
◦ 「点の値」(Value at Point) - 選択した点における結果数量を表示します。
◦ 「最小」(Minimum) - 選択した参照の選択した結果タイプの最小値を表示します。
◦ 「最大」(Maximum) - 選択した参照の選択した結果タイプの最大値を表示します。
◦ 「平均」(Average) - 選択した参照の選択した結果タイプの平均値を表示します。
◦ 「合計」(Sum) - 選択した参照の選択した結果タイプの成分の合計を表示します。
5. プローブを適用する参照を選択します。選択したアイテムが「参照」(References) リストに表示されます。有効な参照は次のとおりです。
◦ 「点の値」(Value at Point)の場合 - サーフェス上の点のみが有効な参照です。
◦ その他すべてのオプションの場合 - すべてのソリッドジオメトリタイプが有効な参照です。同じタイプの複数の参照を使用することもできます。
一部の結果タイプでは、ビーム、ばね、接触、ジョイントなどの非ジオメトリ参照も有効な参照です。
6. 「OK」をクリックしてプローブを保存します。プローブはシミュレーションツリーの「結果」(Results) ノードのサブノード「プローブ」(Probes) の下に追加されます。
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「保存された解析」(Saved Analysis) の順にクリックすることで、特定のモデルに対して保存されたすべてのプローブを表示することもできます。
「保存された解析」(Saved Analysis) の順にクリックすることで、特定のモデルに対して保存されたすべてのプローブを表示することもできます。グラフィックウィンドウでプローブの 
をクリックすると、シミュレーション検討の名前や結果数量の値など、プローブの詳細が表示されます。
をクリックすると、シミュレーション検討の名前や結果数量の値など、プローブの詳細が表示されます。プローブを最小化するには 
をクリックします。
をクリックします。シミュレーションプローブを保存した後、シミュレーションツリーでプローブを右クリックすることで、プローブを編集、コピー、削除、名前変更したり、非表示にしたりできます。デフォルトでは、アクティブなシミュレーション検討のプローブのみが表示されます。その他の検討に対して定義されているプローブは非表示になります。この動作はコンフィギュレーションオプションsimulation_probes_auto_hideによって制御され、そのデフォルト値は yes です。
周波数テーブルプローブ
固有値検討では、モードと周波数の比較テーブルを提供する特別なプローブを作成できます。周波数テーブルプローブを作成するには、「結果タイプ」(Results type) として「周波数テーブル」(Frequency Table) を選択します。このプローブは、特定の参照ではなくモデルに適用されます。
シミュレーション検討を実行した後にシミュレーションプローブを作成する場合、そのプローブの結果は評価されません。新しく追加したプローブを評価するには、シミュレーションツリーで「結果」(Results) を右クリックし、
「結果を更新」(Update Results) を選択します。
「結果を更新」(Update Results) を選択します。