Creo Ansys Simulation > Creo Ansys Simulation について > コンフィギュレーションオプション - Creo Ansys Simulation
コンフィギュレーションオプション - Creo Ansys Simulation
コンフィギュレーションオプション
コンフィギュレーションオプションはソフトウェアのいくつかの側面のデフォルトの動作を制御します。特定のセッションでコンフィギュレーションオプションを修正し、それらのオプションを config.pro ファイルに保存してほかのセッションで再使用できます。次のコンフィギュレーションオプションは、Creo Ansys Simulation の設定の一部を制御します。
creo_ansys_solver_cores - Creo Ansys Simulation ソルバーによって使用されるプロセッサコアの数を設定します。このオプションの値は 1 から 4 の間で指定できます。デフォルトの値は 2 です。
creo_ansys_solver_type - 使用する Creo Ansys Simulation ソルバーのデフォルトタイプを選択します。
creo_ansys_n-r_method - ニュートンラプソン法による収束のオプションを指定します。
creo_ansys_contact_gap_behavior - 接触インタフェースでギャップまたは重複を検出したときのソルバーのデフォルトの動作を選択します。
creo_ansys_normal_modes - 固有値シミュレーション検討で解を求める共振周波数の数を指定します。デフォルト値は 6 です。整数値を指定します。
creo_ansys_all_results_visible - 表示されるアドバンス結果のタイプを制御します。以下の値があります。
no - デフォルト値。シミュレーション実行の完了時に、いずれのアドバンス結果タイプも表示されません。
yes - シミュレーション実行の完了時に、歪みおよびノーダル荷重の結果を含むすべての詳細タイプの結果が表示されます。
creo_ansys_run_folder - テンポラリソルバーデータを保存する場所を指定します。デフォルトの実行フォルダは $TMP\ であり、ここで $TMP はユーザーの環境変数 TMP です。
creo_ansys_cache_folder - モデルを保存したときにソルバーデータが保存される場所を指定します。デフォルトの場所は $APPDATA\Creo\CreoAnsys であり、ここで $APPDATA はユーザーの環境変数 $APPDATA です。
* 
キャッシュフォルダに保存されたソルバーデータとシミュレーションデータは、時間の経過とともに非常に大きなサイズになることがあります。この場所 $APPDATA はオペレーティングシステムとソフトウェアのいずれによっても自動的にクリアされないので、保存したソルバーデータとモデルデータを格納するデフォルトの場所として $APPDATA\Creo\CreoAnsys 以外の場所を指定し、この場所を定期的にクリアすることをお勧めします。
simulation_probes_auto_hide - 検討がアクティブ化されるときに、ほかのシミュレーション検討に対して定義されているシミュレーションプローブをデフォルトで非表示にするかどうかを指定します。デフォルトでは、アクティブな検討に対して定義されているプローブのみが表示されます。このオプションには次の値があります。
yes - デフォルト値。検討がアクティブ化されるときに、その他すべての検討のシミュレーションプローブを自動的に非表示にします。
no - どの検討がアクティブであるかに関係なく、すべての検討のプローブを表示します。
creo_ansys_use_inertia_relief - 拘束をモデルの慣性リリーフで置換するかどうかを選択します。このオプションには次の値があります。
off - デフォルト値。定義済みの拘束を検討に使用します。
on - 定義済みの拘束を無視し、代わりに慣性リリーフを使用します。
creo_ansys_large_deflection - ソルバーの計算で大たわみと大回転を考慮する必要があるか、モデルに小たわみしかないと見なすかを指定します。このオプションは構造シミュレーション検討でのみ使用できます。このオプションには次の値があります。
off - デフォルト値。ソルバーの計算で、モデルに大たわみがないものと見なされます。
on - ソルバーの計算でモデルに大たわみと大回転があるものと常に見なす場合、このオプションを選択します。
creo_ansys_study_check_show - どのような場合に、シミュレーション検討を実行する前に「検討チェック」(Study Check) 結果ダイアログボックスを表示するかを定義します。
warning - デフォルト値。モデルに関する警告がある場合でも、「検討チェック」(Study Check) 結果ダイアログボックスを表示します。
always - シミュレーション検討を実行する前に必ず「検討チェック」(Study Check) 結果ダイアログボックスを表示します。
never - モデルにエラーがある場合にのみ「検討チェック」(Study Check) 結果ダイアログボックスを表示します。
これは役に立ちましたか?