GD&T Advisor ダッシュボード - データム形体プロパティ
データム形体プロパティ
1. 「データム形体」(Datum Feature) チェックボックス - オンにした場合、カレント形体がデータム形体として設定されます。
2. 「ターゲットからのデータム」(Datum from Targets) チェックボックス - データムターゲットから派生したデータム平面またはデータム軸を定義できます (ターゲットからのデータムを参照)。
3. 「ラベル」(Label) フィールド -
これはデータム識別ラベルの値です。
デフォルトでは、(アルファベット順で) 次に使用可能な有効なデータム識別ラベルが選択されます。
(選択した公差規格に基づいて) 任意の有効なデータム形体ラベルを指定できます。
一部の形体タイプだけをデータム形体として設定できます。データム形体として設定可能な形体タイプについては、形体の説明ページの表の「データム形体?」列を参照してください。
部品の形体を適切に拘束するには、その部品を完全に拘束可能なデータム参照フレームを定義する必要があります。ほとんどの場合、これは部品の 3 つの直線移動自由度と 3 つの回転自由度を拘束するデータム参照フレームを定義することを意味します(ピンなどの一部の単純な部品では拘束する必要がある自由度がこれよりも少ない場合があります)。部品に形体を追加したときに、次の条件が満たされる場合、その形体はデータム形体 (またはターゲットからのデータム) として自動的に設定されます。
形体はデータム形体として設定可能です。
部品を完全に拘束可能な DRF がモデルに含まれていない。
追加した形体が DRF によって参照される場合、その部品の拘束度が上がる。
GD&T Advisor を初めて使用して部品に GD&T を定義する際には、一般的に、最初の数個の形体をデータム形体 (またはターゲットからのデータム) として設定する必要があります。このため、部品に最初に追加した数個の形体によって、その部品の主要なデータム参照フレームが定義されます。最初の形体をモデルに追加するときにはこのことに注意してください。