モデルに対して診断を実行するには
1. 「Import Data Doctor」タブで、 > の順にクリックします。「トラブルシューティング」(Troubleshooter) が開きます。
2. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) で > の順にクリックします。「IDD トラブルシューティングの設定」(IDD Troubleshooter Settings) ダイアログボックスが開きます。
3. 「IDD トラブルシューティングの設定」(IDD Troubleshooter Settings) ダイアログボックスで診断の設定を行います。「トラブルシューティング」(Troubleshooter) には、定義した診断ごとに、コンポーネントおよびベースレベルノード別にジオメトリチェックがリストされます。ジオメトリチェックがあるノードをアクティブ化した場合、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) にはアクティブなノードだけが表示されます。
4. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) のツリーでノードを展開します。 > の順にクリックすることで、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) のツリーにリストされているすべてのノードを展開できます。ノードごとに、そのジオメトリチェックが診断タイプ別のサブノードに分類されて、次に示す問題の重大度の順序でリストされます。各ノードの前に、ジオメトリの欠陥の重大度と欠陥のカテゴリに従って色分けされた点が表示されます。
◦ 赤色の点 - エラー
◦ 黄色の点 - 警告
◦ 青色の点 - 情報
診断タイプの横の括弧内の数値は、同じタイプのジオメトリチェックの数を示します。
5. 診断タイプを表すサブノードを展開します。同じ診断タイプの各アイテムが、アイテム 1、アイテム 2 などとしてリストされます。各ジオメトリチェックの前にも、その重大度を示す点が表示されます。
6. ジオメトリチェックを選択します。モデルでそれに対応する欠陥のあるジオメトリが緑色でハイライトされます。欠陥のあるジオメトリまたは問題の領域がズームインされます。「トラブルシューティング」(Troubleshooter) のテキスト領域に、診断および推奨される解決方法が表示されます。
7. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) のツリーで選択したアイテムに関連する問題の領域にズームインして確認したら、モデルをスクリーンに再フィットします。
8. 選択したアイテムを右クリックしてショートカットメニューのオプションを使用するか、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) メニューの「編集」(Edit) のオプションを使用して、次の操作を行います。
◦ 「注記を表示」(Display Note) - モデル内の問題のジオメトリを指す黄色の矢印と、問題の診断および推奨される解決方法を示す注記が表示されます。グラフィックウィンドウに表示される注記は、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) のテキスト領域に表示される注記と同じです。「注記」(Note) 列のジオメトリチェックのチェックボックスをオンにすることで、そのジオメトリチェックと診断の詳細を注記として表示することもできます。
◦ 「無視」(Ignore) - 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) にジオメトリチェックを表示しません。「無視」(Ignore) 列のジオメトリチェックのチェックボックスをオンにすることで、そのジオメトリチェックを無視することもできます。無視したジオメトリチェックを表示するには、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) メニューで > の順に選択します。または、右クリックして「回復」(Restore) を選択するか、「無視」(Ignore) 列の該当するチェックボックスをオフにすることでも、無視したジオメトリチェックを再び表示できます。
◦ 「情報」(Information) - または、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) で > の順にクリックします。このオプションを選択すると、関連するジオメトリチェックの問題の診断および推奨される解決方法が情報ウィンドウに表示されます。
◦ 「問題ジオメトリを選択」(Select Problem Geometry) - 欠陥のあるジオメトリが赤色でハイライトされます。提示された解決方法を実行するときに、問題のあるジオメトリを容易に選択できます。
◦ 「親ノードを選択」(Select Parent Node) - ジオメトリチェックが属するノードが GTS ツリーでハイライトされて選択されます。
9. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) メニューの「編集」(Edit) から必要に応じて次のオプションを選択します。
◦ 「すべての注記を表示」(Display All Notes) - 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) にリストされているすべてのジオメトリチェックの診断を注記として表示します。
◦ 「すべての注記を消去」(Erase All Notes) - 表示されているすべての注記をグラフィックウィンドウから除去します。
◦ 「すべてを無視」(Ignore All) - すべてのジオメトリチェックを無視します。
◦ 「すべてを回復」(Restore All) - 無視されているジオメトリチェックをすべて再び表示します。
10. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) の「ビュー」(View) のオプションを次のように設定します。
◦ 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) の各アイテムの「注記」(Note) および「無視」(Ignore) チェックボックスを除去するには、「属性」(Attributes) を選択解除します。「属性」(Attributes) はデフォルトでオンになっています。
◦ すべてのコンポーネントノードとそのサブノードを展開するには「すべて展開」(Expand All) を選択し、すべてのコンポーネントとそのサブノードを折りたたむには「すべて折りたたみ」(Collapse All) を選択します。
◦ 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) で選択したジオメトリチェックの問題のあるジオメトリがスピンとズームなしでハイライトされるようにするには、「自動再フィット」(Auto Refit) をオフにします。「自動再フィット」(Auto Refit) はデフォルトでオンになっています。
◦ 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) で選択したジオメトリチェックアイテムに関連するエラー、警告、情報が表示されないようにするには、「エラーを表示」(Show errors)、「警告を表示」(Show warnings)、「情報アイテムを表示」(Show info items) をオフにします。「ビュー」(View) のこれらのオプションはデフォルトでオンになり、選択したジオメトリチェックアイテムのエラー、警告、情報が自動的に表示されます。
11. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) の「閉じる」(Close) をクリックします。