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問題のあるジオメトリとその説明
次の表に、診断のタイプ、説明、カテゴリを示します。
診断
説明
カテゴリ
「サーフェスが不適切」(Bad Surfaces)
サーフェスに凹状の領域または特異点があります。このようなサーフェスがある場合、修復中にジオメトリに関する別の問題が生じる可能性があります。このようなサーフェスを標準のサーフェス操作で使用することはできません。
エラー
「両側エッジが不適切」(Bad two-sided edges)
サーフェスの結合が不完全であるか、結合すべきでないサーフェスを結合したことによって、両側エッジができています。「結合」(Join) 属性を選択して Creo Parametric にモデルをインポートした場合にも、両側エッジができます。このような両側エッジが存在することで、ジオメトリの修復が困難になることがあります。このようなエッジは自動ツールでは修復できません。
エラー
「不適切なワイヤフレームカーブ」(Bad wireframe curves)
不適切に定義されたギャップによって、不適切なワイヤフレームカーブができています。この結果、ジオメトリの修復が困難になり、「修復」(Repair) や「一致」(Match) を使用してジオメトリを修復できないことがあります。修復後も不適切なジオメトリができる可能性があります。
エラー
オープンキルトを含むソリッドノード
GTS ツリーのボディノードに閉じていないキルトが含まれます。この結果、ボディノードがソリッド化に失敗します。
エラー
「エッジのテサレーションが不完全」(Poorly tessellated edges)
一見正常に見えてもデータのばらつきが激しい両側エッジです。
警告
「片側エッジのループが小さい」(Small loops of one-sided edges)
キルトに小さな穴があるために小さなループができています。このようなループは、小さなサーフェスが欠落していたり、サーフェスの継ぎ合わせが不適切なために生じ、このような場合、キルトは閉じているように見えても、ソリッド化できません。
警告
「片側エッジが短い」(Short one-sided edges)
モデルのサイズと比べてエッジが短すぎます。このようなエッジは片側エッジの小さなセグメントである可能性があります。
警告
「頂点が不適切」(Bad vertices)
サーフェスとエッジが頂点で交わっていません。
警告
「条件を満たさないワイヤフレーム」(Unsatisfied wireframes)
ワイヤフレームに追加したギャップが閉じていません。条件を満たしていないワイヤフレームは黒色で表示されます。
情報
「条件を満たさない正接」(Unsatisfied Tangency)
ワイヤフレームエッジが正接条件を満たしていません。正接条件を満たしていないワイヤフレームは黒色の矢印によって示されます。修復すると、ジオメトリがスムーズになります。
情報
「ギャップがワイヤフレームに追加されていない」(Gaps not added to wireframes)
ギャップが検出されましたが、これらはワイヤフレームに追加されていません。
情報
「ほぼ正接なエッジ」(Almost Tangent Edges)
両側エッジが属するサーフェスが別のサーフェスに正接しているように見えます。
情報
「小さいサーフェス」(Small Surfaces)
小さな領域と小さなエッジから成る小さいサーフェスがあります。これらはスリーバーではありません。
情報
「サーフェスが狭い」(Narrow Surfaces)
小さい領域と長いエッジから成る狭いサーフェスがあります。これらはモデルで不要なスリーバーである可能性があります。
情報