重力を考慮するには
自由度を計算するときや動解析、静解析、フォースバランス解析を実行するときに、「解析定義」(Analysis Definition) ダイアログボックスの「外部荷重」(External loads) タブにある「重力を考慮」(Enable gravity) チェックボックスをオンにします。重力を考慮することによる影響は、実行する解析のタイプによって多少異なります。
動解析と静解析:
メカニズムアセンブリ内の剛体に密度のデフォルト値 1 が割り当てられます (別の値を設定していない場合)。Mechanism Design 「質量特性」(Mass Properties) をクリックするか、アセンブリモードで密度を設定します。
メカニズムに質量を指定しなかった剛体がある場合は、動解析や静解析を実行できません。これには、データムカーブやサーフェスフィーチャーのみで構成される剛体とサブアセンブリ、および質量のない容積測定のボディが含まれます。
「重力を考慮」(Enable gravity) チェックボックスがオフになっている場合、「重力」(Gravity) ダイアログボックスで指定した値にかかわらず、重力はゼロになります。
フォースバランス解析:
質量が指定されていない剛体に質量 1 を仮定してから、すべての剛体に質量を指定せずにフォースバランス解析を実行するには、「重力を考慮」(Enable gravity) チェックボックスをオフにします。
「重力を考慮」(Enable gravity) チェックボックスをオンにした場合、フォースバランス解析を実行するには、メカニズムですべての剛体に質量値を指定する必要があります。
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