解析について
メカニズムの動かし方を定義するには、モーター、フォース、トルク、重力などのモデリングエンティティをメカニズムに追加します。解析を実行する際は、メカニズムの応答を計算するのに使用する拘束の組み合わせ、モデリングエンティティ、重力、および摩擦を定義します。
さまざまなモーターやフォースを使用したり、さまざまなエンティティをロックしたりして、複数解析の定義を作成できます。これにより、別のアセンブリモデルを構築しなくても、特定のメカニズムの運動解析を整理して、特殊な研究を実行することもできます。それぞれの結果がプレイバックシーケンスに保存されます。
解析を作成および管理するには、
「メカニズム解析」(Mechanism Analysis) をクリックします。解析には以下の 5 つのタイプがあります。
• 「キネマティック」(Kinematic) - キネマティック解析は、メカニズムをサーボモーターで動かして、システムにかかるフォースを参照せずに運動を解析するのに使用します。
• 「ダイナミック」(Dynamic) - 動解析は、メカニズムの剛体質量に作用する慣性、重力、外部フォース間のリレーションを調べるのに使用します。
• 「静解析」(Static) - 静解析は、均衡状態の剛体にかかるフォースを調べるのに使用します。
• 「フォースバランス」(Force Balance) - フォースバランス解析は、メカニズムを特定のコンフィギュレーションに維持するのに必要なフォースを求めるのに使用します。
• 「位置」(Position) - 位置解析は、適用したサーボモーターと結合の条件でメカニズムがアセンブリ可能であるかを調べるときに使用します。
Mechanism Dynamics のライセンスがある場合にのみ、これらすべての解析を実行できます。ライセンスがない場合、「位置」(Position) 解析と「キネマティック」(Kinematic) 解析のみを実行できます。
解析を実行した後で、解析を量の面から評価するメジャーを作成します。