ISO 規格と ASME 規格の表面仕上げシンボル
Creo には標準表面仕上げシンボルのセットが用意されており、自分で定義したシンボルに加えてこれらのシンボルを使用できます。表面仕上げギャラリーには、ISO 規格と ASME 規格に厳密に準拠した次のようなシンボルが含まれています。
ASME 規格 - ASME Y14-36 2018 表面仕上げシンボル。
ISO 規格:
ISO_1302_2002 表面仕上げシンボル - このシンボルは ISO 1302:2002 規格のガイドラインに従って作成されており、簡単に使用できます。
ISO 21920:2021 表面仕上げシンボル - このシンボルは ISO 21920:2021 規格のガイドラインに従って作成されています。
ISO_25178_2016_areal 表面仕上げシンボル - このシンボルは ISO 25178-2016 規格のガイドラインに従って作成されています。「グループ化」(Grouping) および「可変テキスト」(Variable Text) を修正することで、シンボルインスタンスの値の間隔と外観を制御できます。
ISO_25178_2016_areal 表面仕上げシンボルに使用可能なグループ化オプションは次のとおりです。
LINE - 表面仕上げシンボルインスタンスへの要求値の表示を制御します。グループ化オプションを選択または選択解除して、サーフェステクスチャの要求ラインの数、要求値の位置、およびグラフィック表示のラベルの位置を定義します。LINE では次のグループ化オプションを使用できます。
TWO_LINE_REQUIREMENTS - グラフィックウィンドウでサーフェステクスチャの要求値を 2 本のライン上に表示します。TWO_LINE_REQUIREMENTS を選択した場合、次のグループ化オプションを使用できます。
SECOND_LINE_REQUIREMENTS - サーフェステクスチャの要求値を表示する 2 本目のラインをシンボルインスタンスに追加します。
MANUFACTURING_LINE - 表面仕上げシンボルインスタンスに表示される製造ラインの長さを選択します。
ALL_AROUND - 選択したサーフェスまたはボディの周囲全体に要求値を適用します。
EVALUATION_AREA_INDICATOR - グラフィックウィンドウにおけるサーフェステクスチャの要求値の位置を調整します。サーフェステクスチャの要求値の長さに応じて、SHORTMEDIUM、または LONG を選択します。たとえば、要求値が短い場合は、SHORT を選択します。要求値が非常に長い場合は、LONG を選択します。
MANUFACTURING_METHOD - リストから製造方法を選択するか、新しい製造方法を入力します。MANUFACTURING_METHOD では次のグループ化オプションを使用できます。
INDICATED - 表面仕上げインスタンスに製造方法を表示します。
NOT_INDICATED - 表面仕上げインスタンスに製造方法がない場合に選択します。
INDICATED_LONG - 指定した製造方法の値が長い場合に選択します。
製造方法の選択に応じて、追加のグループ化オプションを使用できます。これらのグループ化オプションは INDICATEDNOT_INDICATED、および INDICATED_LONG で同じです。追加のグループ化オプションには次のものがあります。
LAY_AND_ORIENTATION - 節目の方向を選択します。
SURFACE_LAY_INDICATOR - シンボルインスタンス上のサーフェス節目インジケータの方向を選択します。
SURFACE_LAY_INDICATOR_LABEL - シンボルインスタンスにサーフェス節目インジケータラベルを表示します。
EVAL_AREA_IND_LABEL_POSITION - 評価領域インジケータのラベルの位置を指定します。ラベル位置に選択するオプションは、EVALUATION_AREA_INDICATOR で行った選択と同じでなければなりません。たとえば、EVALUATION_AREA_INDICATOR として LONG が選択されている場合、EVAL_AREA_IND_LABEL_POSITION にも LONG が選択されている必要があり、これは SHORT または MEDIUM でも同じです。
THREE_LINE_REQUIREMENTS - グラフィックウィンドウでサーフェステクスチャの要求値を 3 本のライン上に表示します。THREE_LINE_REQUIREMENTS に使用可能なグループ化オプションは TWO_LINE_REQUIREMENTS と同じです。
MATERIAL - サーフェスの材料を除去するかどうかを指定します。
MACHINING_ALLOWANCE - 加工残り代の数値を入力します。
LEADER_LINE - シンボルインスタンスに引出線を表示します。
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