3D モードでの詳細オプションについて
コンフィギュレーションファイルオプションは部品およびアセンブリの設計環境を制御するものですが、詳細オプションは環境にその他の制御を追加するものです。詳細オプションは、寸法と注記テキストの高さ、テキスト方向、幾何公差規格、矢印の長さなどの特性を決定します。オプションにはデフォルト値がありますが、デフォルト値をカスタマイズしてさまざまなバージョンを保存し、別の図面、モデル、アセンブリで使用できます。Creo Parametric によって、詳細オプションの設定は各モデルとともに保存されます。テンプレートを使用して新規モデルを作成した場合、詳細オプションがテンプレートからコピーされます。テンプレートを使用せずに新規モデルを作成した場合、コンフィギュレーションオプション model_detail_options_file によって新規モデルの初期詳細オプションが設定されます。このオプションが指定されていない場合、新規モデルの長さ単位に応じて <loadpoint/txt> ディレクトリ内のファイルが使用されます。<loadpoint/txt> ディレクトリ内の次のファイルには、サンプルの詳細オプションが含まれています。
3d_inch.dtl - デフォルト値をインチ単位で指定します。
3d_metric.dtl - デフォルト値をメートル単位で指定します。
Creo Parametric によって、詳細オプションの設定は各モデルとともに保存されます。Creo Parametric によって詳細オプションの「値」(Value) 列に値が保存されます。これはアクティブモデルにのみ適用されます。このファイルの保存場所は、pro_dtl_setup_dir コンフィギュレーションオプションで指定します。詳細オプションファイルのあるディレクトリへの完全パスを指定できます。このコンフィギュレーションファイルオプションを使用してパス名を指定しないと、Creo Parametric でデフォルトの設定ディレクトリが表示されます。
あるリリースで新規の詳細オプションが導入されたときに、以前のリリースからのモデルを開いた場合、新規詳細オプションの現在の値よりもレガシーモデルの値が優先されます。「ファイル」(File) > 「準備」(Prepare) > 「モデル特性」(Model Properties) の順にクリックし、「詳細オプション」(Detail Options)「変更」(Change) をクリックした場合、「オプション」(Options) ダイアログボックスの新規オプションは以下のようになります。
「デフォルト」(Default) 列にはそのオプションのデフォルト値が含まれています。
「値」(Value) 列にはレガシーモデルの現在の値が含まれています。
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