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プライベースの質量特性
Creo Parametric 10.0.1.0
ユーザーインタフェースの場所:
複合設計で、「設定」(Setup) > 「質量特性の計算」(Mass Properties Computation) の順にクリックします。
複合設計で、「ファイル」(File) > 「準備」(Prepare) > 「複合素材プロパティ」(Composite Properties) の順にクリックします。「複合素材プロパティ」(Composite Properties) ダイアログボックスで、「質量特性」(Mass Properties) の行の「変更」(change) をクリックします。
複合設計で、「解析」(Analysis) > 「質量特性」(Mass Properties) の順にクリックします。
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説明
定義済みの積層レイアップ、材料特性、プライとコアの境界、積重ねシーケンスに基づいて複合素材の質量特性を計算できるようになりました。
複合素材の質量特性は次の 2 つの方法で計算できます。
レイアップサーフェスに基づいた質量特性の計算では、簡単で簡易な解析が行われます。
基礎プライに基づいた質量特性の計算は、ドレーピングシミュレーションと同じアプローチに従います。この方法では、基礎となるプライとコアの形状と、各シーケンスステップでの重なりが考慮されます。この方法の方が時間がかかりますが、より正確です。
個々のプライの質量特性を計算するには、積層ツリーでプライを右クリックし、「質量特性の設定」(Mass Properties Settings) を選択します。
積層全体の質量特性を計算するには、「ファイル」(File) > 「準備」(Prepare) > 「複合素材プロパティ」(Composite Properties) の順にクリックします。「複合素材プロパティ」(Composite Properties) ダイアログボックスで、「質量特性」(Mass Properties) の行の「変更」(change) をクリックします。
部品レベルでは、複合素材フィーチャーによって複合結果の専用ボディが作成され、特定のレイアップのプライベースの質量特性がそのボディに割り当てられます。これは積層のプライベースのソリッド化とは独立しています。
「解析」(Analysis) タブから、単一の積層オブジェクトまたは積層全体の質量特性解析を作成することもできます。計算では、レイアップサーフェス定義に基づいて解析を実行するか (コンテキストは無視されます)、基礎プライに基づいて解析を実行するか (より正確になります) を選択できます。
利点
この機能強化は、単一のプライまたは積層レイアップ全体の質量特性を計算する際に役立ちます。
この機能強化により、プライベースの質量特性を積層のソリッド化から独立して取得できます。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
既知の制限事項はありません。
これは、既存の機能からの置き換えですか?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし。
これは役に立ちましたか?