材料の質量特性のレポート
複合材設計環境における質量特性の計算は、標準の質量特性の計算とほぼ同じです。プライやコア、または積層全体と同様に、単一の積層オブジェクトの質量特性を計算できます。積層全体の質量特性を計算する前に、次の手順に従って、質量特性の計算方法を設定してください。
1. 複合材設計環境で、 > 
「質量特性の計算」(Mass Properties Computation) の順にクリックします。
「質量特性の計算」(Mass Properties Computation) の順にクリックします。2. 質量特性の計算方法を選択します。
◦ 「レイアップサーフェスに基づく」(Based on layup surface) - レイアップサーフェス上のジオメトリに基づいてプライとコアの質量特性を計算します。
◦ 「基礎プライに基づく」(Based on underlying plies) - 積層積重ねの基礎プライがそのレイアップサーフェスからの 3D 位置に及ぼす影響に基づいて、積層オブジェクトの質量特性を計算します。基礎プライオプションを選択すると、すべての質量特性計算がドレーピングシミュレーション解析と共有されます。これにより、中間結果を利用してパフォーマンスを向上させることができます。
次の手順に従って、複合材設計環境で質量特性レポートを生成します。
1. 以下のいずれかを実行します。
◦ 積層全体の質量特性レポートを生成するには、次の操作を行います。
1. > > 
「複合材プロパティ」(Composite Properties) の順にクリックします。「複合材プロパティ」(Composite Properties) ダイアログボックスが開きます。
「複合材プロパティ」(Composite Properties) の順にクリックします。「複合材プロパティ」(Composite Properties) ダイアログボックスが開きます。2. 「質量特性」(Mass Properties) の横にある「変更」(change) をクリックします。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。
◦ 単一の積層オブジェクトの質量特性を計算するには、次の操作を行います。
1. 積層ツリーで、積層オブジェクトを右クリックします。
2. 
「質量特性の設定」(Mass Properties Settings) を選択します。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。
「質量特性の設定」(Mass Properties Settings) を選択します。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。2. 「特性定義方法」(Define Properties by) リストで、「ジオメトリ」(Geometry) または「完全指定」(Fully Assigned) を選択します。
3. その他の設定は、標準の質量特性の計算と同じ方法で変更できます。
4. 「レポートを生成」(Generate Report) をクリックします。質量特性を計算した後、複合材フィーチャーに変更を適用してから終了します。
次の手順に従って、複合材設計環境で質量特性を解析します。
1. > 
「質量特性」(Mass Properties) の順にクリックします。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。
「質量特性」(Mass Properties) の順にクリックします。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。2. 積層全体の質量特性を解析するには、「積層全体」(Full laminate) を選択します。単一の積層オブジェクトの質量特性を解析するには、「単一オブジェクト」(Single object) を選択し、横のボックスで積層オブジェクトを指定します。
3. 質量特性の計算方法を選択します。
◦ 「レイアップサーフェスに基づく」(Based on layup surface) - レイアップサーフェス上のジオメトリに基づいてプライとコアの質量特性を計算します。
◦ 「基礎プライに基づく」(Based on underlying plies) - 積層積重ね内の基礎プライを考慮してプライとコアの質量特性を計算します。
4. 「プレビュー」(Preview) をクリックして結果を計算します。
 |  をクリックすると、別のウィンドウに情報が表示されます。 |
5. 「OK」をクリックします。