「ハーネスを分割」コマンド
Creo Parametric 10.0.0.0
ユーザーインタフェースの場所: ケーブリングアプリケーションで、「ハーネス」(Harness) > 「ハーネスを分割」(Split Harness) の順にクリックします。
ビデオ
説明
新しい「ハーネスを分割」(Split Harness) コマンドを使用して、既存のハーネスを 2 つの別個の部品に分割できるようになりました。分割された部品は後で再びマージできます。ハーネスを分割するには、「依存」(Dependent)「独立」(Independent) の 2 つの方法があります。
「依存」(Dependent) 分割では、同じアセンブリ内に 2 つの連続するハーネス部品が作成されます。分割されたハーネス部品間には親子関係があります。これらは同じ分割位置とケーブリング情報 (始点/終点情報、論理参照、スプールなど) を共有します。「ハーネスの依存を除去」(Remove Harness Dependency) コマンドを使用して、ハーネス部品間の依存を除去できます。
* 
依存ハーネスは親ハーネスと連続していると見なされますが、1 つのハーネスとして平展開するには両方を再びマージする必要があります。
「独立」(Independent) ハーネスでは、別のアセンブリで再使用するために必要なすべての情報を含む新しいハーネス部品が作成されます。この分割タイプでは、始点/終点情報と分割位置は共有されません。
「独立」(Independent) ハーネスを新規サブアセンブリに作成すると、スプール、論理情報、スケルトンなど、元のハーネス部品のすべてのケーブリング情報が自動的にコピーされます。参照先の構成部品を新規サブアセンブリに移動することもできます。
利点
この機能強化により、ハーネス設計ワークフローでの共同作業が可能になりました。これにより、異なるアセンブリでハーネスのサブシステムを再使用できます。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
分割後、依存ハーネスと独立ハーネスはどちらも、親ハーネスと同一構造のハーネスとして平展開することはできません。ハーネスを 1 つのピースとして平展開する場合は、平展開する前に、すべてのハーネスを再びマージする必要があります。
これは、既存の機能からの置き換えですか?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし。
これは役に立ちましたか?