専用ケーブリングツリー
Creo Parametric 10.0.0.0
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「ケーブリング」(Cabling) の順にクリックします。ケーブリングツリーが表示されます。
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説明
新しいケーブリングツリーを使用して、モデル内のケーブリングデータを管理できるようになりました。このツリーはケーブリングアプリケーション専用です。
ケーブリングツリーには、「ケーブルビュー」(Cable View)「バンドルビュー」(Bundle View)「接続性ビュー」(Connectivity View) の 3 つのビューがあります。これらのビューを使用することで、ハーネス構造を異なる方法で表示できます。各ビューは互いに独立しており、専用のフィルタと列があります。
ケーブルビュー
バンドルビュー
接続性ビュー
「ケーブルビュー」(Cable View) には、アクティブなハーネス内のすべてのケーブル、ワイヤ、編組、ネットワーク、およびバンドルが表示されます。ケーブル、ワイヤ、ネットワーク、またはバンドルのノードを展開して、スプール、セグメント、各セグメントの位置点などの追加情報を表示できます。
「ケーブルビュー」(Cable View) では、アクティブなハーネス内にルーティングされているすべてのケーブルをただちに確認できます。ルーティングされているケーブルを簡単に調査および修正できます。
「バンドルビュー」(Bundle View) には、アクティブなハーネス内のバンドルとその内容が表示されます。バンドルの内容は、その他のバンドル、ケーブル、ワイヤ、スプールから構成されます。このビューには、部分的にバンドルにルーティングされているケーブルも表示されます。
「バンドルビュー」(Bundle View) では、アクティブなハーネス内のすべてのバンドルとその内容およびプロパティを簡単に見つけることができます。バンドルとその内容を簡単に調査および修正できます。
「接続性ビュー」(Connectivity View) には、アクティブなハーネスに指定されているすべてのコネクタとそれらのコネクタ間のルーティングが表示されます。ルーティングされているワイヤを展開して、両端のポートを表示できます。このビューには、まだ論理アイテムとしてルーティングされていない論理ワイヤが表示されます。端子と参照指定ラベルも表示されます。
「接続性ビュー」(Connectivity View) では、アクティブなハーネスの接続構造を簡単に確認できます。これにより、ハーネス設計をさらに簡単に調査および検証できます。
利点
ケーブリングツリーによって、ケーブリングでのデータ管理が向上します。
これまでは、すべての要素が、論理構造ではなく、再生順序に基づいたフラットリストとしてモデルツリーにリストされていたので、ハーネス構造を理解することは困難でした。
ケーブリングツリーでは、独立したビューでハーネス構造がわかりやすく表示されます。修正や新規ルートの作成に使用するハーネス要素を見つけるのが簡単になりました。この機能強化により、ハーネス設計をさらに簡単に作成、調査、および検証できるようになりました。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
コスメティックフィーチャーとマーカーはまだサポートされていません。
これは、既存の機能からの置き換えですか?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし。
これは役に立ちましたか?